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JM Weston パリでウエストンを買ったときのこと

パリで初めてウエストンを買ったのは平成3年のこと。
そのときの様子を書いておきます。

シャンゼリゼ大通の本店?だったでしょうか?
あこがれていたウエストンの本店の外装はとてもクラシックで高級感にあふれていました。
大きなショーウインドーには乗馬用のブーツ他、当時日本国内で紹介されているもの以外のさまざまなものが陳列してありました。
そしてどの商品にも小さな値札がつけられていましたが、巧みに値段が見えなくしてありました。

私が欲しいのはラインアップの中でも一番安いはずのカーフのローファー。
ドキドキしながら店の中に入ると意外や意外、そこは倉庫のように雑然としていました。

ちょっと粗末なソファーが置いてありましたが、そこには店員さんが足を組んでふんぞり返って座っていました。
どうしてよいか分からないで立ちすくんでいると、そのうちの一人が立ち上がり、何をしに来たのかと言う感じでフランス語でしゃべりかけてきました。
そこで、私はローファーが欲しいという旨を伝えると、二階に上がれといわれました。
1階にはお客さんが座るようなソファーは無く、本当に買う気がある人しか入ってはいけなかったわけです。

大変な緊張感と共に二階に上がるとそこには立派な革のソファーが何脚かありました。
そこに座らせられ、店員は黙って巻尺を取り出し私の足のサイズを測っていましたが、これまた黙って奥に引っ込んだかと思ったらいくつか取り出してきました。
最初のもの。それはかなり窮屈でした。
「Too small.」と言うと、他のものを取り出しました。
それでも小さかったので同様に「Too small.」と言うと、さらに大き目のものを出してきました。
それでようやくきちきちながら痛くも無かったからこのサイズに決めました。

値段は先の記事に書いたように5万円くらい。
思ったよりも安くなかったので軽い後悔と高い買い物をした高揚感で・・どちらかと言うと複雑な後悔の気持ちの方が大きかった記憶がありました。

しかし何といいますか、靴のサイズあわせのときは恭しく人の足を触ったりしていたけど、一階で支払いが終わった瞬間にまたドカッとソファーにふんぞり返るのはフランスの文化なんですかね?

結果的に購入した靴は私の足にはぴったりだったようで、その後フランスに旅行に行く人がいるときには無理を承知でお願いしてウエストンの靴は増殖していきました。
weston3足
左は押し革の黒、中央はオリーブグリーン、右は普通の黒です。
ピンボケになっているけど気にしないでください。どうせ他人の履き古した靴をまじまじと見る人も居ないだろうし、要するに私が自慢したいだけなので。
せっせと磨いているうちにこんな感じになってしまいましたが、購入後10年以上結構なペースではいてきました。しかし10年以上経過してもなおフォルムを崩していないのはやっぱり良い物なんだからだと思っています。
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プロフィール

U-BOAT

Author:U-BOAT
福岡県出身。縁あって静岡県浜松市に住み着いて10年になります。
いろいろなことに挑戦してみたいという気持ちは常にありますが、実力が伴っていません。
凝り性ではありますが、ネットの世界では私よりも知識の深い人はいくらでも居ます。
趣味も旅行を始め、多岐に渡ります。ジャンルにとらわれない少しばかり濃い目のブログを作っていきたいと思います。
ご指導、ご鞭撻よろしくお願いします。 2010年8月

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