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平成28年2月 阪九フェリーでフグと鯨を食べる旅 Vol.3

この記事はこちらからの続きです。


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唐戸市場で遅い朝食(兼昼食)を終わらせたらこんな時間。

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次の目的地、筑後地方柳川市の川下り営業所にセットしました。
約4時間くらい時間をロスしていたので、当初の予定の観光地はスキップです。

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高速道路に流入したら・・




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恐ーいw 関門海峡大橋を渡るときは風が強いのなんの。

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この日の福岡県の天気予報は曇り。
雨が降らない予報を信じてひたすら目的地へ。

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無事予定通りの時間に到着して川下りの乗船券を購入。
写真は営業所待合室に合ったつるし雛。この地域では「さげもん」と言います。

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少しだけ待った乗船開始。
冬の期間だけは写真で見てわかるようにコタツが用意されています。

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私が先頭にバタバタ乗り込んで行くの図。(船ヲタは船首でかぶりつきですな。)
それから中国人の若い旅行者が3人居りました。靴は脱いで船首側か船尾側に集めて置くように船頭さんが支持するので、彼らの分も手に取って置いてあげたら随分はにかんでおられました。かの国ではそんな事はしないのかな?

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それでは出発進行。最初にこの橋をくぐります。

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今回は珍しく女性の船頭さんに当たりました。
乗船するときにふざけて「乗船する時点で川に落ちる人はいますか?」と聞いたら「たまーに居るとですよ。」と答えていました。
皆さん気を付けましょうねw

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先ほどは低い橋、今度は高い橋。

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船頭さんはいろんな言い回しで笑いを取ろうとしてくれます。

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こんなものも水路にありました。
そう言えば、久しぶりの日本人力士優勝だったのね。

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先ほどの中国人の若者からこんなものを頂きました。
お礼のつもりだったのかな。

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こんな鉛色の空のもとわざわざ川下りをしようと思った理由の一つは・・・

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これです。

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戦前の洋風建築ですね。
このブログを始めるよりもずっと前に一度来たことがあって、川下りの途中に個人所有の昭和初期のものと思われる洋風建築があるのは覚えていました。それを写真に収めに来たのです。

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でも、これじゃないんだよなー。この建物ももちろん良いけど。
柳川の川下りの会社は全部で5社あります。
その発着所は微妙に異なっていて、多分前回来た時は違う会社の船で少し違う所から出発したんだと思う。そこにあったんだろうな。

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あと4回船会社を変えながら川下りをしたら確実にお目当ての建物見つけることが出来るかもw

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次はあそこに入ります。

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結構楽しいのですよ。
もしも晴れていたら、真冬でも水面からの反射光で日焼けします。曇り空でも良かったことにしよう。

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超ベテランの船頭さんになると船は橋の下をくぐって、自身は橋の上を渡ってくるなんて芸当を見せる方もおられると言っていたけど、本当かな。

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しかし、こんな観光船でも一応船舶であるのは間違いないからちゃんと右側通行。

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遥か彼方に見えるあのレンガ造りの建物。

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これも有名な建物。味噌屋さんのレンガ造りの倉庫です。
少し基礎が狂っているのも分かります。

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ちなみにこの柳川川下り。年中無休だそうです。
たとえ暴風雨の時でも営業しているんだとか。そしてそんな日でも乗りにくるお客さんがいるとのことですww

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約70分の川下りももうすぐお終い。
船頭さんは中国人観光客も乗船していることからドラえもんの歌も歌ったりしていましたが、なかなかの音階の外し具合w
歌詞を聞いたら「ああ、ドラえもんの主題歌を歌っているのか。」と思う感じ。
着岸するときに岸から顔なじみと思われるタクシーの運転手さんが「だいぶ歌が上手くなったね~。」と冷やかされると、乗船客の皆さんがドッと笑いましたww

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ところで今回乗船した船会社の着岸場所のすぐ傍にはこんな建物があります。

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旧柳川藩主立花邸 御花です。

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公道からの入り口にある守衛所自体が小さな1軒屋サイズ。

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後ろに和館を併設するスタイルは明治時代に日本国内に洋風建築が建設されだした最も初期の贅沢なスタイル。
この建物は明治42年から43年に14代当主立花寛治によって建てられました。
500円払って中に入ろう。

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和館側の入り口から長い廊下を渡って・・

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西洋館へ。

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綺麗に残っているのにも訳があります。旧柳川藩主立花家は明治時代に入ると伯爵家としてこの地に君臨します。

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こんな建物を作るくらいだから、財産もあったのでしょう。
しかし、戦後は爵位も失い、生活に困窮します。

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屋敷内に抱える使用人たちの給料を捻出するためにも16代当主立花和雄が1950年にお屋敷を民間に開放。
割烹料亭御花が誕生しました。

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伯爵家に食事をふるまう位の腕の立つ料理人は多数いました。
まずは料亭として軌道に乗せるためにも皆さん必死に働いたそうです。

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当初はお客さんに出す食器類を改めて購入するお金も捻出できず、やむを得ず江戸時代から代々伝わる文化財クラスの食器を使ったのだそう。

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伯爵夫人もまた必死に働きました。

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戦前立花家の結婚式では伯爵と伯爵夫人が柳川市内を馬車に乗ってお披露目したそうです。
馬車が通過する際は柳川市内の住民は皆家の前に出て深く頭を下げて敬ったそうです。
しかしそんな伯爵夫人も戦後の混乱期を生き抜くために必死だったとか。

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(和館へ入ります)
ここでちょっと笑い話を。

料亭が軌道に乗り出した頃、お客さんが「何か出し物は無いのか?」と要望します。

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誰も芸が出来るものなど居ません。
芸人を雇う余裕はまだありません。
しかし、そこで伯爵夫人は、「そうや!私が踊るんや!!」と決心。

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(写真は結婚式場ですね)
料亭で食事をするお客さんの前で舞を舞ったのだそうです。

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それを知った柳川市民は「姫が酔っぱらいの前で踊っていらっしゃる。」と嘆き悲しみますが・・

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当の本人は「幼少のころから厳しい稽古を積んできたのに、お披露目する機会が無かった。」

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「人前で披露できるので悲しいなんてとんでもない、嬉しくてしょうがなかった。」と存命中に回想しておりました。

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こんなエピソードがあるのは多分柳川藩主立花家が市民に慕われていた証拠なのだと思います。
現在も立花本家は川下りの途中にかなり大きな邸宅を構えて住まわれておられるようです。市会議員にも立花の名前を見ることが出来ます。

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最後に真正面から写真を1枚撮って・・

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送迎バスで戻りました。

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送迎バスは無料ですが、要予約。
10分程度で元の場所へ。

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ここまでの行程で、こんな時間になりました。

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それでは今日の宿泊施設へ向かおう。

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ゴゴゴゴゴ・・・
これだけ低く雲が垂れこんでいても、幸い雨には降られず。

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ドドドドドド・・・
再び関門海峡を通過。

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順調に移動して行って・・

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下関グランドホテルに到着しました。

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このホテルはホテルの規模の割に駐車スペースが小さいです。
ホテル前には駐車できませんでした。向こうのサラ金の看板がシュール。

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それではチェックインをして・・

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部屋に入ったらこんな感じ。

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ここのホテルはお風呂とトイレが別です。湯船から上がって体を洗えるのは非常に助かります。
ホームページでももっとアピールしたら良いのに。

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部屋に荷物を置いたのはこの時間。

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浜松に居ると暗くなっている頃でしたが、外もまだこんなに明るかったです。西の方に来たんだなと実感させられます。

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待つこと暫し、ようやくこの時間になったので夕食会場へ行くことにしました。

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4年連続だな。

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まずはビールをセット。

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まずは白子豆腐と季節の前菜盛り合わせ。

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これは何だったかな?フグのタタキじゃなくて、フグの塩辛か何かだと言っていたようですが、失念しました。

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とらふくあらの小鍋が登場。固形燃料に火をつけて熱している間に・・

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とらふく薄造り。

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ネギに巻いて食べると美味しい。
でも私の皿のネギは少々少なかった。同僚の皿の方がネギが多いのは悔しかったww

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旬のお魚料理。

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ふく入り茶わん蒸し。

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ビールは瓶ビール2本を頼んだら、ヒレ酒を追加。
ウエイトレスの女性が火をつけようとしたときに「着火に失敗したら半額!」と言ってふざけていたら、「お客さん、以前来ませんでしたっけ?」と言われてしまいました!!

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そんな下らん事を言うのは私だけなのか。
去年は1人出来て、ヒレ酒は注文しなかったので、少なくとも2年前の事を覚えていたようです。

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そして、ふくの唐揚げ登場。

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最後に雑炊が来るのですが、酔っぱらってしまって、写真を撮るのを忘れてしまいました。

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水菓子とお茶。美味しゅうございました。御馳走様でした。

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部屋に戻ったのはこんな時間。

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日本酒は普段飲まないので随分酔っぱらってしまいました。



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コメント

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おはようございます。柳川下り、のんびりした時間が過ごせそうですね。これも船旅でしょうか(^-^)。
ふくせっとのクオリティはさすがですね。お酒も進むかと。

Re: タイトルなし

あきらさん、こんにちは。

柳川川下りは昭和30年代にはじまりました。
40年代には水質悪化のため川下り航路以外のクリークは埋め立てる案もあったそうですよ。
暖かい季節に行くと亀がうようよ泳いでいて、その中を進んでいくような感じになります。

No title

立花邸宅は完全に洋風のデザインの意味を100%理解している方が
設計したとおもわれますね。

ほぼ同じ感覚を持っているなあと感心しました。ひの打ちどころが
ありません。完璧です。

数年前から拝見させていただいてます。はじめてコメントします。
柳川の近くの久留米に住んでいますが全く御花の歴史について知りませんでした。今度、意識して見学に行ってみようと思います。いつもU-boatさんの記事は詳しくて感心します。

Re: No title

サッピエロさん、こんにちは。

旧立花邸の設計者は福岡県土木技師だった西原吉次郎とか(途中で愛知県に転勤したため)亀田丈平との共同作品であるとの見方もあるそうです。しかし私が持っている本には同じく福岡県土木技師だった三條栄三郎であるという本も見つけました。
三條栄三郎の作品は旧福岡県公会堂貴賓館が残っているからもしかしたらそうかも・・と思ってしまいますね。
明治時代の西洋館らしく、応接スペースとして利用されたのだか、西洋館の中にはトイレがありませんでした。

Re: タイトルなし

有馬さん、初めまして。

いつも私の拙いブログを見ていただきありがとうございます。
船の事も乗り物や時計いじりの事も私よりはるかに上手の方が大勢居りますから、旅行記をメインにしています。
旅行記は小学校の社会科見学旅行のような趣向にしています。

近場の観光地は案外何時まで経っても行かないものですね。
今後も負担にならない程度で続けていきます。励みになりますので、気になった気時にはコメントを頂けると幸いです。
プロフィール

U-BOAT

Author:U-BOAT
福岡県出身。縁あって静岡県浜松市に住み着いて10年になります。
いろいろなことに挑戦してみたいという気持ちは常にありますが、実力が伴っていません。
凝り性ではありますが、ネットの世界では私よりも知識の深い人はいくらでも居ます。
趣味も旅行を始め、多岐に渡ります。ジャンルにとらわれない少しばかり濃い目のブログを作っていきたいと思います。
ご指導、ご鞭撻よろしくお願いします。 2010年8月

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