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平成22年2月 若戸渡船の旅

平成22年2月に福岡に出張に行きました。
このときもフェリーを使おうと画策していましたが、どうしても日程上一泊二日に収めなくてはならず、やむなく新幹線で浜松と福岡間を往復しました。

静岡空港が出来て、福岡便があるためか事前購入しておけば往復で28000円でのぞみが利用できるプランがあったのです。普通に購入するよりも6000円くらいお得になります。
一日目に必要な業務を済ませて、その後北九州市の若戸渡船を利用しました。

しかしそれでは写真も少なくて寂しいので、門司港周辺を散策したのそんな写真も載せています。


門司港駅
写真は門司港駅。
明治村が出来るときに移築が検討された建物です。
よくよく調べてみたらぎりぎり大正期の建築であることが分かったため、移築を逃れました。
ここは元々関門トンネルが無かった頃に本州と九州を結ぶ連絡線があったところ。
したがってトンネル開通前まではちょうど対岸辺りに下関駅があり、その名残として平成22年の時点ではこのような建物が残っていました。詳細はここをクリック

トイレ

手洗い鉢
戦時中の金属供出を逃れたブロンズ製のトイレの手洗い場も残っています。なんで供出を免れたのでしょうか?真っ先に持っていかれそうな気がしますが・・

地下道跡
かつて本州へ渡るにはここから関門連絡線に乗り換える必要がありました。
その遺構がわずかに残っています。
地下トンネル自体はとうに埋められていますが、階段は残されています。
戦時中は要注意人物をチェックするためののぞき窓が設けられていたのですが、それも解説つきで残されていました。左手のコンクリートの柱に開いた窓がそれです。
私が九州を出て行くときにはこれら説明掲示板はありませんでした。

福岡にいた頃は良く見物に来ていたこの町から戸畑方面へ。
戸畑駅掲示板
戸畑駅も私が学生時代と違って駅も改築されましたが、渡し場方面の掲示板も新調されていました。

若戸大橋
若戸渡船はわが国のカーフェリー発祥の航路(と記憶しています)。
若戸大橋が開通してから久しいのですが、この航路は残され今でも運行されています。
若戸大橋は自動車専用道だからじゃねぇの?という意見もあろうかと思いますが、開通当時は人車供用の橋でした。
しかし橋が結構高くて高所恐怖症の人が渡れないこと、またかつては結構この橋から飛び降りて自殺する人も居たこと、その後の交通量の増加に伴い当初の片側1車線から片側2車線に改装されたことなどより、人道は廃止となりました。

渡船の運賃は私が学生時代からなんと20円。平成に入っても暫くはこの値段だったと記憶していますが、定かではありません。

電停跡
若戸渡船の戸畑側には昭和60年まで西鉄北九州線の電停がありました。
渡船を降りるとそこには必ず小倉方面行きや八幡方面行きのチンチン電車が待っていました。(懐かしいなぁ)


戸畑渡場
渡し場の建物は昔のままで、看板だけ変わっていました。
写真はありませんが、この渡船の職員の皆さんもシーマンらしく紺色のユニフォームを着ています。
といっても上着は紺色のダブルのブレザーじゃなくて紺色に金のラインが入ったジャンバーでした。
上腕のところに金色の刺繍でTOSENと書いてあるのが結構かっこよかったです。

戸畑渡場2

渡船3
この航路は僅か5分で対岸についてしまいます。
もちろん洞海湾を行き来する大型船などとも交差するわけで、巧みに操船してよけてくれます。

渡船2

渡船1
船体後部はオープンデッキになっています。
ここはヲタ専用かぶりつき席という訳ではなく、自転車を積み込む人がここに自転車を置くわけです。

対岸の若松(地元の人のいう若松南海岸)はかつて筑豊炭田華やかなりしとき、その石炭の積出港として栄えた若松に居を構える多くの商社が立ち並んでいるエリアでもありました。

古河鉱業ビル
門司港と違って観光地化されているわけではなく、とても良い雰囲気を感じることが出来ますが、逆に言うとそれは開発の波に飲まれつつあるということ。
写真の旧古河鉱業ビルは保存が決まったものの、その他の多くが取り壊しの危機に直面しています。

日本初の立体交差式の折尾駅もそうです。産業遺物が評価を受けにくいのは重々承知していますが、一度失われてしまったら回復のしようは無いもの。
流れが変わってくれることを期待しています・・・

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プロフィール

U-BOAT

Author:U-BOAT
福岡県出身。縁あって静岡県浜松市に住み着いて10年になります。
いろいろなことに挑戦してみたいという気持ちは常にありますが、実力が伴っていません。
凝り性ではありますが、ネットの世界では私よりも知識の深い人はいくらでも居ます。
趣味も旅行を始め、多岐に渡ります。ジャンルにとらわれない少しばかり濃い目のブログを作っていきたいと思います。
ご指導、ご鞭撻よろしくお願いします。 2010年8月

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