平成26年8月 浜松の良い感じの旅館に泊まってみようかな? 前編

この車でちょっとドライブすることにしました。

ゴゴゴゴゴ・・・
直接旅館に行くのではなく、ちょっとだけ寄り道をしました。

ズズズズズズ・・・・
走ること約3時間余り、どこに行っているのかと言うと・・

何と、岐阜県郡上八幡市です。

郡上八幡と言えば水!と言う印象。

ザザザザザ・・・・




水辺によっても蚊がいないくらいに水が澄んでいて綺麗でした。

この町には少々古い洋風建築が残っていました。


屋根と窓は改装を受けていますが、「療院」と言うネーミングも古い、現役の医院建築です。

おしゃれな住宅だ。

ちゃんと濡縁とちょっとした庭もある。こんな家に住みたいなぁ。



1階部分は現代風に改装を受けた建物もありましたが・・・



これも医療機関だったのね。

表通りに面した建物はこんな具合でしたが、

裏路地に面した建物はレントゲン棟らしくて、手抜きなくお金をかけた建物だったのでしょう。

これは戦後の可能性のある建物。
最近はこんなものもきちんと写真に撮っておくようにしました。

これはかつての税務署だった建物のようです。

今回特に見てみたかった建物はこれ。

旧堀谷医院の建物です。

看板建築のようですが、それでもすごく凝っています。
玄関の屋根のアーチの形状は・・・

こちらの窓にも取り入れられています。

そして、この町でもっとも大型の洋風建築がこれ。




個人的にはハーフチンバースタイルの建物には強く魅かれます。

最後に城に上ろう。

結構な坂を上っていくこと暫し・・・

天守閣のすぐ傍まで乗り付けることが出来ました。

中には入りませんでしたが、この天守閣は昭和8年(平成8年ではない)に当時としても(現代としても)珍しく、木造で建てられたものです。
・・・・が、実は何と郡上八幡城に天守閣があったという歴史的事実はありません。
当時現存していた大垣城をお手本に適当に作られた観光用の建物です。したがって、(と言う表現が正しいのだかわかりませんが、)日本の名城100選にも選ばれていません。
たったそれだけが言いたくてここまで登ってきました。

それでは浜松に戻ろう。
今回は以前より宿泊してみたいと思っていた宿泊施設に行きます。

ゴゴゴゴゴ・・・

やがて本当に政令指定都市かい?と思えるような山の中に入って行き・・・

到着しました。

松本屋旅館です。
この記事の続きはこちらをクリック
スポンサーサイト
コメント
一部面白い構造
旧堀谷医院の入り口のアーチの受け等が、とても面白く拝見しました。
当時の職人、又は建築家が大変苦労した部分が見てとれます。その
構造的に不安定な所をデザインしながら解決させていますね。
アーチの張り出しが大きくその重量に耐えられないので、重みを受けて
いますが、その受けをさらに受けてます。 苦肉の策だったのでしょう。
その他の建物も重厚感でいっぱいです。 良いものを見せていただきました。
当時の職人、又は建築家が大変苦労した部分が見てとれます。その
構造的に不安定な所をデザインしながら解決させていますね。
アーチの張り出しが大きくその重量に耐えられないので、重みを受けて
いますが、その受けをさらに受けてます。 苦肉の策だったのでしょう。
その他の建物も重厚感でいっぱいです。 良いものを見せていただきました。
Re: 一部面白い構造
サッピエロさん、こんにちは。
専門職の方の意見が聞けて嬉しいです。
旧堀谷医院の入り口のアーチについてはどうして素直に柱を設けなかったんでしょうね。
先日昭和40年代頃出版の「東海地方の明治建築」という古本を買いました。
メジャーな建物ばかり載っていましたが、中には現在残っていない建物もありました。
この手の建物がもっと注目されるようになったらうれしいと個人的には思っています。
専門職の方の意見が聞けて嬉しいです。
旧堀谷医院の入り口のアーチについてはどうして素直に柱を設けなかったんでしょうね。
先日昭和40年代頃出版の「東海地方の明治建築」という古本を買いました。
メジャーな建物ばかり載っていましたが、中には現在残っていない建物もありました。
この手の建物がもっと注目されるようになったらうれしいと個人的には思っています。
柱無しの理由
柱が無い理由は、既に袖壁の中に柱があり、和風建築で設計する所の一件幅
約1818ミリが設置されています。 その間にさらに柱を立てるという事は狭すぎて
まともに人や物が通行出来なくなるので、この様になったと思います。 デザインから
読み取れるのは、この辺です。 それでもアーチにこだわったのは、推測ですが、
お施主さんが、どーしてもアーチにしたいッ。といった強い願望があったからだと思い
ます。 しかし、既に敷地いっぱいに建てているので屋根を大きく張り出す事叶わず
内側に入れた・・・。しかし、スペースの問題でこれ以上せまく出来ない・・・。そこで
建築士のデザイン力の発揮する所。となったと思います。 他にもデザインから意味が
読み取れるたてものって多いですよ。 とても、良い目の付けどころだと感心します。
約1818ミリが設置されています。 その間にさらに柱を立てるという事は狭すぎて
まともに人や物が通行出来なくなるので、この様になったと思います。 デザインから
読み取れるのは、この辺です。 それでもアーチにこだわったのは、推測ですが、
お施主さんが、どーしてもアーチにしたいッ。といった強い願望があったからだと思い
ます。 しかし、既に敷地いっぱいに建てているので屋根を大きく張り出す事叶わず
内側に入れた・・・。しかし、スペースの問題でこれ以上せまく出来ない・・・。そこで
建築士のデザイン力の発揮する所。となったと思います。 他にもデザインから意味が
読み取れるたてものって多いですよ。 とても、良い目の付けどころだと感心します。
Re: 柱無しの理由
サッピエロさん、こんにちは。
柱無しの理由、よくわかりました。
荷重が集中するところに痛みが来そうな感じがしますが、案外大丈夫なんですね。
洋風建築を集めたブログも多数あって、私のブログに中途半端に載せてもどうかと思いましたが、専門職の方のコメントをいただけると嬉しいです。撮りだめた写真もボチボチ出していきます。
素人の横好きですから、いろいろ教えてください。
柱無しの理由、よくわかりました。
荷重が集中するところに痛みが来そうな感じがしますが、案外大丈夫なんですね。
洋風建築を集めたブログも多数あって、私のブログに中途半端に載せてもどうかと思いましたが、専門職の方のコメントをいただけると嬉しいです。撮りだめた写真もボチボチ出していきます。
素人の横好きですから、いろいろ教えてください。