FC2ブログ

SEIKO KING QUARTZ Cal.9723の修理

131113-1_201311191633342f4.jpg
キングセイコーツインクオーツを手に入れました。
ヤフオクで2210円で買うことが出来ました。自分としては安価で手に入れることが出来た!と思ったのですが、入金直後出品者から連絡がありました。
曰く、電池を入れ替えても動かなくなったとのこと。
どうしても欲しかったので、ジャンク品として売ってくれとお願いしたらなんと!送料のみで売ってくれました。




131113-2_201311191633370f2.jpg
出品のときまでは動いていたらしいので、修理すれば直るはず。
それでは分解修理に取りかかります。
裏蓋を見るとこのように電池交換用の蓋が付いています。
前の修理記事に載せたようにクオーツの機械の回転トルクは非常に小さいです。少しでもスラッジが入ると動かなくなる恐れがあるということからこのような仕様になったのだと思います。

131113-3_20131119163340f3e.jpg
機械を取り出します。
前回修理したグランドクオーツと同じ感じで機械を取り出しました。(詳細はこちらをクリック
竜頭を抜くにはこの写真の赤く印を付けたところに解除用のレバーが入っていて、それを押し込みながら竜頭を引くと・・・

131113-4_20131119163439d61.jpg
抜けます。

131113-5_2013111916344484c.jpg
曜日のディスクを外すには赤く印をつけたリングを外せば出来ます。
慎重に扱わないと飛んでいって紛失する事があるから要注意です。

131113-6_20131119163447042.jpg
機械はそれほど汚れているようには見えなかったのですが、確かに新品の電池を入れても動かなかったのでこのようにバラバラにしました。

131113-7_2013111916345027a.jpg
それでは組み立てに入ります。
ツインクオーツの当時のセイコーの最高品質の機械と言っても、Cal.99シリーズと比較するとコストダウンが図られているのが見ていて分かります。実際に石も2石しか入っていません。

131113-8_20131119163453878.jpg
さくっと輪列の組み立て終了。

131113-9_20131119163529f1a.jpg
ひっくり返してカレンダーディスクの組み付け。

131113-10_2013111916353120f.jpg
日付の修正機構も非常にシンプル。また曜日のディスク修正用の爪の組みつけが間違っているときは日付のカレンダーが動かなくなるような構造でした。(これは私の勘ぐり過ぎかも知れません)

131113-11.jpg
そしてコイルと回路の組み付け。

131113-12.jpg
ここまですると途端に精密機械の様相を呈してきます。

131113-13.jpg
後は曜日のディスクを組み付け。
竜頭を1段引いて日付も曜日もスムーズに切り替えできることを確認できたので大丈夫のはず。

131113-14.jpg
後は機械をケースに収めるだけ。

131113-15.jpg
出来上がりです。
電池を入れたら普通に動き出しました。
・・・と言う事で実はこの時計の本体はどうでも良かったのです。

131113-16.jpg
欲しかったのは純正のバンド。
壊れてしまって汎用品に交換されているものが多いのですが、実は私は同じ機種の文字盤が青い時計の本体だけは持っていました。

131113-17.jpg
こちらの青い文字盤のキングセイコーはちゃんと動きます。
純正のベルトを付けてみるとかっこいい!

131113-18.jpg
バックルにもKQ(キングクオーツ)のマークが・・・
純正品でそろえるのが一番に合うのだと思っています。
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

No title

キングセイコーはなかなか入手できないと近所の時計屋が言ってました。
クィーンセイコーというのもあるそうですね。
ボートサンの記事に登場することを楽しみにしています

No title

ズバリ、シチズンとセイコーはどのような違いがあるのか、機械の性能差等優劣はありますか?

No title

実物が消えてしまったので確認のしようが無いのですが、アナログクォーツ購入の初っ端は電池交換がコレと同一構造の物だったと記憶してます。本体は丸型、ベルトはもう少しチェーンに近かったような?
ほんの少し高級機への買い替えを期に父親に渡し、長く使ってたのですが数年前に事前通告無しに捨てられました(笑)。充分その気が有ったのですが…、残念…。

Re: No title

こうじさん、こんにちは。

先にお断りしますが、記事の題名を変えました。
この時計はキングセイコーでは無くてキングクオーツでした。
グランドセイコー、キングセイコーがクオーツ化されてグランドクオーツ、キングクオーツになりました。

キングセイコーの修理記事もあるのですが、それはまたおいおい出していきます。
クイーンセイコーがあることをご存じとはすごいですね。ただ女性用だからそれほど人気はありません。
グランドセイコーにも女性用はありますが、何故か名称はグランドセイコーです。
キング・クイーンみたいに対になるペットネームが無かったからだと思います。
こちらはかなり販売数も少なかったので、かなりお高いようです。

Re: No title

サッピエロさん、こんにちは。

セイコーは日本の国産時計のパイオニア。フラッグシップモデルもそれらしいお値段で販売して、それでもよく売れたそうです。
シチズンは二番手。セイコーと同じ価格帯で勝負しても厳しいので、遜色ない性能の時計をセイコーよりも安価で販売していました。
http://meduboat.blog102.fc2.com/blog-entry-715.html
こちらに出てくるシチズンホーマーは当時のシチズンのラインナップでも一番安価な部類だったのですが、ちゃんと調整すればクロノメーター規格に合格するレベルまでチューンナップできたようです。
国鉄が正式採用したのもシチズンホーマーだったから、耐久性、正確性、お値ごろ感のバランスが良かったんだと思います。

そういう事を書くからわかると思いますが、私は何となくシチズンの肩を持っています。

Re: No title

秋田利用さん、こんにちは。

電池交換の蓋がこのモデルみたいに小さかったものは、当時はかなり高級だったみたいですよ。
今でも分解洗浄で直せるものが多数あるはずですが、部品の配給が無かったり、やっぱり新しい商品を売る方が商売として楽なんだと思うのですが、人気は無いですね。
時計は場所を取らないから残してほしかったですね。

No title

ありがとう御座います。
最近色々比べていて、シ、、の方が何となく賢明さを感じて来ておりました。

お、高いのはいけない。

Re: No title

サッピエロさん、こんにちは。

個人的にはシチズンは伝説の作り方が下手な気がします。
セイコーはグランドセイコーの名称を一貫して使ってブランドイメージを高めていったのですが、シチズンはシチズンクロノメーター、クロノマスター、シチズンハイネス、グロリアシチズンなどいろいろ名称を使ったので、イマイチ浸透しなかった印象があります。現在はクロノマスターの名称が復活していますが、グロリアシチズンは数が少ないから超プレミア物になりました。

そうですね。同感です。
10月にはエコドライブの電波でケース厚が2.9ミリが出るそうで、技術も進んでいるなぁとつくづく実感します。

Re: タイトルなし

サッピエロさん、こんにちは。

うろ覚えですが、昭和の頃、厚さ1・98ミリのクオーツ時計が発売されたような気がしますが、覚えていません。今無いことから察するに何か問題があったかもしれませんね。
エコドライブみたいな時計が普及するとそのうち昭和の頃のクオーツ時計に使われた大きなボタン電池が入手困難な電池になるかもしれませんね。
プロフィール

U-BOAT

Author:U-BOAT
福岡県出身。縁あって静岡県浜松市に住み着いて10年になります。
いろいろなことに挑戦してみたいという気持ちは常にありますが、実力が伴っていません。
凝り性ではありますが、ネットの世界では私よりも知識の深い人はいくらでも居ます。
趣味も旅行を始め、多岐に渡ります。ジャンルにとらわれない少しばかり濃い目のブログを作っていきたいと思います。
ご指導、ご鞭撻よろしくお願いします。 2010年8月

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
最新記事
最新記事
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR