平成25年10月 ジャンボフェリーで愛媛出張 Vol.2

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この記事はこちらからの続きです。

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定刻12時30分より若干遅れて高松港到着。

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車に乗り込み、目的地をセットしたら・・

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出発です!

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今回の出張は松山、ひたすら西を目指します。
ちなみに旅先でのお楽しみはその地方の食べ物。
まずはお目当ての食事どころに向かうことにしました。
その場所は・・・

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100円回転寿司が高級品に感じてしまう、今治の10円寿司です!!

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瀬戸大橋につながるジャンクションを越えて松山自動車道へ。
川之江ICを通過。
川之江はTRFのボーカルのYU-KIさんの出身地。
雨が降ってなければ綺麗に写真が撮れたんだろうけどなぁ。

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次は新居浜IC通過。
ここは声優ながら歌手としても人気の高い水樹奈々さんの出身地。大変失礼なことを言うようで申し訳無いのですが、おっさんにはどこが魅力なのだかさっぱり分かりません。ただし、別子マインパークの場内案内はこの方の声を使っているらしいから、そのくらいに著名な方なのでしょう。

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次は西条IC通過。
ここは女優の眞鍋かをりさんの出身地。
この地域は真鍋(眞鍋)姓が非常に多かったな。

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ひたすら今治へ。
今日は曇り時々雨の予報のはずだったのにどんどん雨が酷くなっているじゃないか(悲)。

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そうやって走ること約2時間。

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午後2時半頃に10円寿司に到着しました。
時間が微妙だからちょっと心配したけど、暖簾がかかっている!良かった!!

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店内はこんな感じ。
実はこの写真は食事後に撮ったもので、実際は入店時には学生さんと思しく4人組のグループがテーブル席で楽しそうに食事をしていました。

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値段はこんな具合。
右手にある「せんざんき」とは鶏のから揚げのこと。この地域はそのように呼んでいました。

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そしてこの店の名物はやはりこちら。10円寿司。
以前の旅行記(詳細はこちらをクリック)でも持ち帰り用のものを買ったときのものがあります。
「上寿司 350円」もあるけど、これはネタが豪華なのではなくて、35貫出てくるのだと思います。
・・・と言う事で10円寿司を一皿ずつとお吸い物200円も注文しました。

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そして出てきた寿司はこれ。
指と湯飲みを隠しておけば3、4人前、だいたい5000円分位の握りを注文したかのような豪華な皿が出てきましたw

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1貫の大きさはだいたい平均的な成人男性の人差し指の第2関節までの大きさ。
全部ひたすらご主人が手で握ってくれます。

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小さいので醤油はこのように刷毛で塗って食べるのですが、これもまた楽しい。

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ピンボケになったのが残念だけど、200円の吸い物も鰯のツミレが2個入っていて美味しゅうございました。

幸い店が開いていたから良かった、閉めていたならタオル美術館の喫茶店で何か食べようと思っていました。
ちなみにここ、お昼は結構お客さんが来ます。ピーク時間に行くと80歳くらいと思しきご主人が狂ったように次々に寿司を握っていく風景も観察することが出来ます。

私が行ったときにはひと段落着いていてビールを飲んで出来上がっていました。
ニコニコしながら「もう55年やっていますよ。」なんていっていましたが、5分くらい経つと「もう54年やっていますよ。」と逆サバ読みして自慢していました。
耳が遠くて会話も全く一方通行なんですが、楽しく食事が出来ました。

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腹ごしらえもしたことだし、今日の宿泊する旅館に行こう。
松山市の南側にある伊予市の旧街道筋にある「つたや旅館」に行くことにしました。

このつたや旅館、今回で2度目の宿泊です。
初めて行ったのは今から約3年以上前のこと。私が船旅メインの旅行記を載せたブログを作ろうか、どうしようかと思い始めていたときにここに宿泊しました。
初めてこの「つたや旅館」を目の当たりにしたとき非常に強烈な衝撃を受けました。

その時は全く写真も撮らずに帰って来ましたが、時間が経てば記憶は薄れていくもの。
この旅館のことを私のブログを読んでくれる人に是非に知ってもらおうと今回の旅行の計画を立てました。


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・・・と薀蓄をタレながら約40分程度の移動で伊予市内へ。ここは旧街道筋。

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着いた!

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つたや旅館だ!!

やった3年越しの希望が叶ったぞ!半泣き状態で玄関を開けようとすると閉まっているじゃないかw
お出かけ中かい!!

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電話をしても誰も出ないし、多分買い物中だろうな。

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近所の地場のスーパーフジに寄って時間をつぶしました。

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そうして午後4時半過ぎに連絡が取れたので再びつたや旅館前へ。

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擬洋風建築を見て歩きが好きな私にとって、こんな建物に実際に泊まれるなんてとても幸せな気分です。
ザーザー降りの雨でなければ尚更だったのですが、こればかりは運だな。

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玄関を開けるとこんな具合。自転車が停まっているのは玄関の奥にもう1つ奥玄関のようなものがあるスペース。

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写真を撮った方向は逆なのですが、その奥玄関の左側から畳敷きの大広間(この写真だと左手の奥側)につながります。食事はここで摂る事になります。

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玄関の直ぐ横に応接間があります。

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中はこんな感じ。

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壁にはダミーの暖炉。
いかにも昭和初期あたりっぽい装飾のような気がする。

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逆から見るとこんな感じ。
奥に見えるガラスケースには・・・

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こんな模型が入っていました。
なにやらフルスクラッチっぽい模型ですが、以前泊まった時はやはりフルスクラッチの「さんふらわあ5」のような模型が飾られていました。

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この応接室から直接2階に上がる階段があって、これを上った先にやたらと長い廊下があります。
このつたや旅館のある界隈は京長屋のように間口が狭くて細長い建物が多いのです。
その長い廊下を歩いていったところに・・・

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今回宿泊する部屋がありました。

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天井はこんな具合。

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窓枠も割りと凝った建具が施されています。

少し時間があったから、他の部屋も見学させていただきましたが・・・

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先ほどの応接間の上の部屋はこんな感じ。

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1回と同じようにダミーの暖炉がしつらえてあります。

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この部屋にもフルスクラッチの模型が2つ。
後から伺ったところによるとこの部屋の壁の模様は職人さんの手コネの模様、漆喰なのです。

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それでは食事の前に風呂に入ろう。
風呂のこのように全面タイル張りの模様が施されていました。

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夕食の時間になりました。

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先ほどの写真の使いまわしですが、畳敷きの大広間へ。

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建具も非常に凝っています。

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スタートメニューはこちらになります。

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山菜の煮物と酢の物などなど。
塩分控えめのちょうど良い塩加減。
それに焼き魚とちょっとしたお刺身がつくのがノーマルグレード。
それでもっての宿泊料金は1泊2食付で6500円。
今回は予約するときに食事のグレードアップをお願いしていました。
豊後水道で獲れる魚を食べたかったわけであります。

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・・・と言う事でグレードアップしてもらって出てきた刺身盛り2人分です。
ハマチとイカ、シマアジの3種類。
いかにも家庭で出す刺身の盛り付け風なのですが、魚自体は豊後水道で揚がったものらしく、身が締まっており歯ごたえ充分でした。

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刺身を切り出した後の残りの部分は煮魚に。
これは1人分で大きさで言うと葉書1枚分くらい。

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ちょっと遅れてやはり刺身に使われなかったイカのげそがバター焼きになって登場。

・・・ここのご主人は女性なのですが、飄々としていて楽しい方です。
9月中旬に予約したときのこと。
私「10月5日に大人2人で宿泊したいのですが・・・」
主人「10日・・10日・・10日・・平日やな。」
私「いや・・あの・・5日なんですけど・・」
主人「あっw 5日ですか。・・・平日やな。」
私「いや・・あの・・ 土曜日だと思うんですけど・・」
主人「あっw 9月のカレンダーを見よったwww」
私「ファッ!?」

出発前日のときのこと。
私の携帯に電話がかかってきて
主人「台風の影響で舟が出ないから刺身の値段が上がるかもしれん。」とすまなそう。
私「別に良いですよ。」
主人「白身の魚が食べたいと言っていましたが、ハマチなんかは駄目なんでしょう?」
私「いや、ハマチは白身だと思うんですけど・・」
主人「ファッ!?」

・・・とこんな具合でした。

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少々遅れてオクラ登場。
近所の収穫の時期までこだわって作っていらっしゃる農家のものだとか。

この記事の中にある部屋に飾ってあった軍艦の模型のことなどを伺ってみましたが、経営していた工場が軍需指定されていたらしく、軍艦のハッチを作ったりしていたとか、その職人さんの作品のよう。

でもよくよく聞いてみると軍需工場も営んでいたようですが、材木も扱っていたようです。
商売をする上でこんな立派な建物(と応接室)が必要だったのでしょう。

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さらに吸い物登場。
少し塩を利かせすぎて修正に手間取ったといっていましたが、ちっともそんな事はありません。

さらに建物のことを伺うと、奥側の和風邸宅は戦前のもの。
通りに面した洋館部分は意外にも戦後のもの。
「終戦後によくそんなに材料が揃いましたね」と言うと
戦前に山を1つ買っていたから、良い材木をストックしておいたとのこと。

ほーとか、はーとか言いながらいろんなお話を山ほど聞くことが出来たのですが、それはこの女ご主人の方がお話好きであることもさることながら、食事の仕度がひと段落したら・・・・




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ずーっと私の横に座って楽しそうにおしゃべりをしていたからです。
(最後の写真は承諾を得て撮らせて頂きました。)


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