シチズン クオーツドレスウォッチ Cal.1002Aの修理

ジャンク品で買った時計の中にこんなものが入っていました。
恐らく1980年代頃のシチズンのドレスタイプの時計です。カクカクしていて結構シンプルな感じにしているのがいかにも80年代と言う感じがします。

裏蓋を開けてみるとこんな感じ。
女性用のクォーツの機械が入っていました。

薄型であることもあるのですが、日常生活防水程度の防水機能しかなさそうです。

私の人差し指と比較してこのくらいの大きさ。
随分と小さいですね。

それでは分解に入ります。
まず回路を外してから、コイルも外します。

それから機械を表側にひっくり返して、竜真の押さえ部分も外してみました。
理由は簡単、ルーペでよく見てみると輪列の軸受けの一部が表側に回り込んでいるように見えたので、ついでに外してみただけです。
以前にも書いたと思いますが、クォーツ時計は回転トルクが非常に小さいので僅かな汚れで抵抗が出来ても動かなくなります。
中途半端に分解して後で泣きを見たくなかったからです。

・・・と言う事でバラバラにした状態です。
比較検討用に1円玉をおいています。(1円玉の直径は2センチちょうどです。)

では、組み立てに入ります。
先に竜真の固定部分を組んでおきました。

輪列とステップモーターを組みます。

こちょこちょこちこちょやって、ようやくすべての輪列をホゾに入れることが出来ました。
クォーツ時計はそんなものです。ちょっとしんどいと思います。

後は回路を組み・・・

文字盤と針を取り付け・・・

出来上がり!
クオーツ時計は組むのは多少しんどいけど、動いてしまえば後の調整は殆ど要りません。
この時計も無事復活しました。
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コメント
No title
お、かっこいー。瞬間。
感じます。
感じます。
Re: No title
サッピエロさん、こんにちは。
体調良くなったようですね。この時計は80年代に流行った感じのデザインですね。
時計の流行も大きいものが流行ったら次は小さくなり、を繰り返すので、そのうちまた小さめの薄い時計が流行るかもと思っています。
体調良くなったようですね。この時計は80年代に流行った感じのデザインですね。
時計の流行も大きいものが流行ったら次は小さくなり、を繰り返すので、そのうちまた小さめの薄い時計が流行るかもと思っています。
No title
ビックフェイスは苦手ですので小ぶりで薄てなら歓迎です。
たまに、時計をノゾイテいこうと思います。
たまに、時計をノゾイテいこうと思います。