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エニカ Enicar AR980の分解修理

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ネットオークションでジャンク品一まとめセットの中にあったエニカの時計です。
今回はこれを修理することにしました。




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裏蓋を開けた状態です。
この時計は巻き上がった状態で動かなくなっていました。
まずゼンマイを解いておく必要があります。

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そしてケースから機械を取り出します。
ケースはエニカ純正ではないようで、何かの汎用品のケースを流用したようです。機械を固定するためのスペーサーが入っていましたが、それでも機械がガタガタ動きました。

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それでは機械台に・・・

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テンプとアンクルを外し・・・

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着々とばらしていきます。

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機械を洗ったあとの状態です。
ここから組み立てに入ります。

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まずはこの状態から。
香箱と2番車を組んだ状態です。

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こうやって見ていると、スイス製の機械は性能はパッとしなくても見ていて人を惹きつける美しいデザインのものが多い気がします。

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刻印の打ち方とかが変に高級品ぽく見えるのですよ。そんなことを思うのは私だけかもしれませんが・・

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アンクルを取り付け・・・

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外してテンプも・・・

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このように組みなおして・・・

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出来上がり。ちょっとぜんまいを巻いて試してみたら・・・動きませんwwww

原因検索に入ります。

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・・・と言う事で原因はなんとゼンマイ切れでした。
修理を始める時にゼンマイを緩めましたが、その時は確かにゼンマイの力を感じていました。
いつの間にか切れたようです。
よくよく見たらこのゼンマイは二バーフレックスではありません。
多分新品のころの昔ながらのゼンマイがそのまま入っていたのです。

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このままでは動きません・・・と言う事で部品取りの機械のお出ましです。
同じ機械ですが、こちらは21石。機械自身も美しく金メッキがしてあって多分格上なのでしょうが、せっかく文字板も17石と書いてあるし、奇麗だし、載せ換えたら雰囲気が悪くなると思ったから、敢えて部品だけいただきました。

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こちらの香箱を開けてみるとちゃんとゼンマイは切れていません。しかし、こちらも二バーフレックスではありません。
やれやれ切れやすいゼンマイが入っているけどしょうがないか。

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うーん、ニコイチ感(2つで1つのものを作り上げた感)がありまくりだねぇ。

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でもこうやって見るとわからなくなるねぇ。
ぜんまいを巻いたら快調に動き出しました。

ちなみにこの時計、当初は汎用ケースに収められていて、ケースに入れようとしても、ゼンマイが巻きにくくなるし、微妙にガタが出るため、往生しました。
結局ジャンクボックスの中にあった新品未使用のエニカの純正ケースがピッタリであったため、こちらに入れ替えました。
そんな感じで、ドタバタしたため、完成時の写真がありません。
しかし、後日こちらの旅行の時に精度確認のため使用したため、気になる方はこちらをクリックしてください
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プロフィール

U-BOAT

Author:U-BOAT
福岡県出身。縁あって静岡県浜松市に住み着いて10年になります。
いろいろなことに挑戦してみたいという気持ちは常にありますが、実力が伴っていません。
凝り性ではありますが、ネットの世界では私よりも知識の深い人はいくらでも居ます。
趣味も旅行を始め、多岐に渡ります。ジャンルにとらわれない少しばかり濃い目のブログを作っていきたいと思います。
ご指導、ご鞭撻よろしくお願いします。 2010年8月

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