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平成25年2月 夜行バスと名門大洋フェリーで里帰り 前編

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平成25年2月初旬の水曜日、午後7時頃。浜松駅まで自転車でやって来ました。
3連休の月曜日に昨年無くなった祖母の1周忌があるのですが、その日はどうしても仕事の都合がつかず参加できませんでした。
したがって、せめて自分だけでも仏前で手を合わせておこうと無理やり時間を作って出発した次第です。

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浜松駅付近にある時々お世話になる金券ショップによります。
名古屋までの普通乗車券を往復分買い求めました。
今回は出来る限り交通費を削減したいために往路は名古屋から出発する夜行バスどんたく号に乗って福岡入りすることにしました。
復路は年に1度のカード更新のために名門大洋フェリー乗船の予定です。

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本来なら浜松から豊橋までは1810円かかりますが、金券ショップでこんな切符を買うと1400円に圧縮できました。

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午後7時10過ぎ、予定していた普通列車豊橋行きに乗車します。
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豊橋まではロングシートなのね。

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かように職場で使う製品の説明会のときにいただいたお弁当を持参してきましたが、ロングシートの車両の中で食べる勇気はありません。
ためしにやってみたらどのくらい注目を集めるかなーと変な興味もありましたが、もういい加減そんな奇行に走るのは辞めておこう。

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豊橋からは快速電車に乗り換え。
名鉄電車と競合しているから途端にこんな車両に変わりますな。

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腹が減った、お弁当を食べよう。
自分じゃ絶対に買うことのなさそうなお弁当だ。美味しゅうございました。

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そんなことで午後8時45分頃名古屋駅に到着。名鉄バスセンターに向かいます。

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博多行き高速バスどんたく号は午後9時ちょうど発です。さすが元鉄ヲタ、実に接続が良いですな。

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あぁ、来た来た。
実はこのブログをはじめるよりずっと以前、秋田に出張するときに一度東京から山形行きの高速バスに乗った事があります。その時はバスの発着場所があまりにカオスな雰囲気だったので、それ以降夜行バスに乗るのは避けていました。
しかし今回は出来る限り出費を抑えたいから利用した次第。
どんなもんだかかな・・・

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夜行バスは3列シート。
なかなか快適そうに見える。

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しかし私のシートは左側の1番前。関越道のツアーバスのことを思うと出来たら運転席側のシートの方が良かったんですが、名古屋鉄道が運行するこのバスはドライバーも2名乗車。多分大丈夫だろう・・・と思いたい。

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午後9時になるとバスは定刻通りに出発。

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それと同時にこんなパックのお茶を配ってくれました。

今回はとりあえず出発と同時に安定剤も飲んでおきました。
バスは順調に走り、新名神土山SAで休憩のはずがSA満車のため、甲山PAへ。甲山PAも満車のため草津PAへ、と車内放送があるのまでは覚えていますが、その後パタッと記憶が途絶えました。

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次に目を覚ましたのは午前5時20分過ぎ。普段ならジョギングに行く準備をしている時間帯でした。
車内のトイレに行ったりしたらちょうどめかりPA休憩の車内放送があったりして、急に車内の乗客の皆さんが覚醒したようでした。
ちなみに写真は北九州市小倉を走っているときの写真。

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午前6時30分頃小倉駅前到着。
本当は博多駅バスセンターまで切符を買っていましたが、急遽予定を変更してここで降りました。
運転手さんも「小倉で良いのですか?」と確認してくれました。すごい、ちゃんと覚えているのね。

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本当は博多に行って、博多駅前のビジネスホテルでブッフェ形式の朝食を食べてしっかり腹ごしらえしたら、鹿児島本線原田経由で祖母の御仏前がある鞍手郡小竹町に行こうと思っていました。
筑豊本線原田-桂川間は私自身1度しか乗った事が無いし、なかなか乗りにくいダイヤだし。
しかし、昨日バスの中で昨年お会いした小学校時代の同級生にメールをしてみたら仕事の都合を付けて会うことが出来ると・・
なかなかこんな機会も無いしそちらを優先しました。

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小倉駅から下り方面の普通列車に乗ります。

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折尾駅到着。
日本初の線路が立体交差するこの駅は今なお堂々とした木造の駅です。

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駅舎も好ましい雰囲気の田舎の洋風建築だったのですが、かように取り壊されようとしています。
筑豊炭鉱の華やかだった雰囲気を伝える数少ない文化財だと思っていたのですが、駅前再開発のためにやむを得ないのだとか。

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それでは筑豊本線下り行きの列車に乗ります。
元々折尾駅1番ホームが筑豊本線下り用、2番ホームが上り用だったのですが、今は逆になっているようです。

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そして午前8時前頃小竹駅到着。
駅のトイレで歯磨きと顔を洗ったりして軽く身支度してから親戚宅へ。
この町も随分錆びれたけどおじさんも随分年をとったなぁ。

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午前9時過ぎには親戚宅を出て列車に乗って直方駅へ。
ここで懐かしい友人と会いました。

2時間ほど喫茶店でおしゃべりしてお別れ。
再び直方駅に戻ります。子供の頃は伊田線方面への貨物列車(石灰を積んでいる)が停車していたり、いずれかのホームにはディーゼルカーが長時間停まっていたり、そのホームにもアイスクリームを売るおじさんがいたり、まだまだ賑やかだった駅も今は非常に寂しくなりました。

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朝乗り換えた折尾駅まで電車で行きます。
ここで若松行きディーゼル列車に乗り換え。

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お昼前には若松駅到着です。

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あー、腹減った。今日の朝食は自宅から持ってきていた饅頭1個だけでした。
折尾駅名物のかしわめし弁当を売っている東筑軒の営業している店で蕎麦でも食べようかと思ったのですが、何かブログ記事にも特徴を出したいのでパス。

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散歩がてらに火野葦平の住んでいた家(河伯洞)に行きました。
火野葦平は昭和30年代半ばまで活躍した若松出身の小説家です。「麦と兵隊」、「花と龍」などの作品が有名です。
河伯洞はいつでも行けると思ったのですが、よくよく考えたらもう浜松の住民なのでせっかくの機会だと思って寄ってみました。

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この火野葦平と言う方、戦争作家と言うイメージが強くて実際戦後は公職を追放され、小説もそれほど売れなかったため苦労したと聞いた覚えがあります。
こういう処に訪れると実物像に近いイメージが感じ取れる気がします。

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最期は自殺してしまうのですが、面倒見の良い方だったようで方々でいろんな人の面倒を見たりするものだから実際に結構な借金も残してしまったんだとか。
私がこの町の職場で仕事をしていたときは「花と龍」の主人公が斬られて実際に入院した病院が間近にありました。
職場のおじいちゃんボスも火野葦平の小説に自分が実名で登場するのを自慢していました。
この街も火野葦平の生誕地であることをアピールして行こうと意気込んだ時期がありましたが、肝腎の小説がすべて絶版になっていて手に入らないとか、何かと段取りが悪かったなぁ。
今は河伯洞にて復刻文庫本が手に入るようです。

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それでは商店街の方へ。
昔お世話になった大衆中華料理屋に入ろうかと思ったのですが、他に何か新しいネタになる店は無いかと思ってパス。まだまだ頑張っている駅前商店街を歩いていきます。

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これは料亭金鍋。石炭積出港として賑わった若松の栄華を伝える数少ない建築物です。
今も現役、東京にも仕出し料理金鍋を出しているはず。勢いがあるぜ!

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という事で、ここで仕事をしているときはついぞ入ることのなかった店に入ることにしました。

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店内はこんな感じ。なかなかオシャレで私好みだ。

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注文したのはおにぎり+イナリ計120円と・・

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チャンポンにしました。

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この日は寒かったのよね。漬物の味も秀逸で計580円、大変美味しゅうございました。

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それではもう少し散歩をします。商店街の一角にこんな建物があります。

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旧連歌町病院です。
名前から想像が付くように遊郭の中にある主に性病などを専門とした病院でした。
この建物は厳しいかなぁ、残らない可能性が高い気がする。(性病の治療と言うのがネックになるのよね、若松区内に残る歴史的建築物の中でもこれはあまり話題に上りません)

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それでは若戸大橋の下をくぐり、南海岸のほうへ。

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海が近いとなお一層寒さが身にしみました。

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この景色が好きなのです。
真ん中に見える建物は旧古河鉱業ビル。

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ちょっと中に入ってみましょう。
前回の若松訪問のときもちょっと触れましたが、このビルも保存か取り壊しか揉めました。
建築設計者、建築年月日が不明、処々に改造が加えられていて、竣工当時の姿に戻すには相当のお金がかかるのがネックだったようですが、結局は北九州市が買い取り、現在市の所有物となっています。

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市の所有物になって市民にも一般に開放された当時は2階に喫茶室がありました。
そこで市の職員さん?が淹れてくれたちゃんとコーヒーカップに入ったドリップコーヒーが150円で飲めました。しかしあまりにも利用者が少なかったためか現在は自動販売機に。
特に特設展示物があるわけでもなく、この日は金プラチナ買取商談会があっていました。(お客さんも1人でしたけど)

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それでは渡船乗り場に行きましょうかね。

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料金は100円。しつこく書きますが、学生時代は20円でした。当時の水準から言っても格安でした。
北九州市営であること、製鉄の景気が良かったから多少の赤字も許されたのでしょうが、現在は経営改善を迫られているのか20円から100円まではかなり短期間のうちに値上がった記憶があります。

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日本全体から見る工業生産額の占める割合は下がってしまっているとは言え、さすが北九州工業地帯だぜ。
今でも洞海湾は巨大船の往来も多いです。

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戸畑から渡船が出航したようです。

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前回は戸畑側に停泊していた船だな。

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乗船時間は僅か5分もないのですが、出航ですな。

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そしてこれが戸畑側に着岸したときの様子。

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それでは戸畑駅に向かいましょう。

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戸畑駅も再開発で小さくなりました。
昔々戸畑の製鉄所の景気が良かった頃は戸畑駅にステーションホテルがあったのです。
比較的近年まで営業していた覚えがあるから肝試しに使ってみたかったな。

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それでは小倉駅に行こう。

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首尾良く小倉駅に到着。何で屋根の明かり窓を撮っているのかと言うと、元々竣工当時はここは吹き抜けになっていました。雨が降り込まないはず・・・だったんですが、風の強い北九州ではバンバン雨が降り込んできたため吹き抜け構造ではなくなってしまいました。

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小倉駅北口に名門大洋フェリーの無料送迎バスの発着場がありますが、この時点で時刻は午後2時過ぎ。
今回は第1便に乗る予定でその送迎バスの出発時間は午後3時40分です。もう少し暇をつぶさなくてはなりません。


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コメント

非公開コメント

No title

趣きのある病院ですね。今度訪ねてみます。あるうちに。

中学生の頃、おばを尋ねて若松に行った時は
石炭を積んだ列車が走っていた記憶があります。
商店街も賑やかでした。

お菓子やさんに座布団のようなカステラがあったり
見るものが新鮮でしたね。

おばの店の向かいはシーナアンドロケッツのご実家だったはず。

Re: No title

こうじさん、こんにちは。
連歌町病院の建物があるあたりが昔の遊郭だったはずですが、今ではそんな痕跡は全くありません。
遊郭だからこそそんな痕跡を残したくないのでしょうけどね。

シーナアンドロケッツの話は全く知りませんでしたが、私が高校生の時の担任の先生が高校生時代には鮎川誠と同じクラスだったそうです。
修学旅行の時はずっとバスの中で歌を歌っていたそうな。

No title

金券ショップは20年以上前に航空券を買ったきりですね。弁当をベンチシート電車で食べるのはちと辛いですかね、これがボックスだと普通に食べれるから不思議です。三列シートバスにはまだ乗った事が有りません、某番組により深夜バスが色々有るのは知っているのですが、いまだ乗る機会が無くて…。SAをパスですか、深夜バスや長距離の時間帯割引のせいでしょうか。動画投稿サイトで、インター出口前で路上たむろのトラック群が撮られてました、あれは迷惑以外の何物でもないですな。

No title

あうぅ、パスを設定しなかったので追加です(恥)。
>雨が振り込ま
振り込み詐欺みたい(笑)、茶化しているのではなくておバカな辞書が悪いのです(キッパリ)。「降り込」ですね。

Re: No title

秋田利用さん、こんにちは。
記事の中の誤字は訂正しました。ちゃんとチェックしているつもりですが、取りこぼしてしまいますね。

高速道路を深夜に走ると長距離トラックがたくさん走っていますね。
インター降り口付近で待機しているトラックもたくさん見たことがあります。
新日本海フェリーで北海道に行くとき敦賀ICを利用しますが、午前0時前くらいだと本線にはみ出しそうになるほど待機しているのを見たことがあります。
フェリー業界にとっては高速道路深夜割引はライバルなのですが、反面オレンジフェリーの神戸便はうまくこれを利用しているようです。

金券ショップはどこも涙ぐましい努力をしているようで、たいてい店員さんは一人です。そうでないと採算が取れないのでしょうね。その代りカラーボールを目の前に置いていたり、判りやすい位置にカメラを設置していたりしていますよ。
プロフィール

U-BOAT

Author:U-BOAT
福岡県出身。縁あって静岡県浜松市に住み着いて10年になります。
いろいろなことに挑戦してみたいという気持ちは常にありますが、実力が伴っていません。
凝り性ではありますが、ネットの世界では私よりも知識の深い人はいくらでも居ます。
趣味も旅行を始め、多岐に渡ります。ジャンルにとらわれない少しばかり濃い目のブログを作っていきたいと思います。
ご指導、ご鞭撻よろしくお願いします。 2010年8月

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