平成24年4月 阪九フェリー乗船記 後編
この記事はこちらからの続きです。


約13時間くらいの九州滞在を終え、阪九フェリー第1ターミナルへ。
午後7時頃にターミナルに到着しました。
この便では非常に珍しい車両を見つけました。


一般乗車のレーンの片隅に自衛隊の戦車を積んだ大型トラックが2両駐まっていました。

そういうものをちょっと写真に撮ったら直ぐに乗船開始。
事前に切符を買っていて良かったです。

左手に見える乗用車はすべてナンバーがありません。業者販売用の中古車のようです。

それでは荷物を持って船内へ。

インフォメーションで切符を見せます。

実は復路は1等洋室(2人部屋)を利用しました。

それでは部屋に向かうとしよう。

この1等室エリアの長い廊下を歩いていった1番向こう側に・・・

私が今回利用する部屋がありました。

中を開けてみるとこんな感じ。
実は阪九フェリーの第2便の1等洋室2人部屋はこのように窓がありません。いわゆる内部屋です。
恐らく人気が無いのだか、1人だけの利用でもこの便に限っては貸し切り料金無しで利用させてくれます。

ベッドサイドから見るとこんな感じ。

アメニティグッズも特等室と遜色ないくらいに揃っています。

名門大洋フェリーのそれと比較する(写真はこちらをクリック)と明らかに阪九フェリーの方がゆとりがありまして、全く窮屈な印象を受けません。(どちらもドアの位置から写真を撮っているのですが、部屋の広さが大きく違うのが分かると思います。)
そして何よりもこれ、マリンメートクラブ会員が車両込みで利用すると上等級の部屋を使うときの差額が半額になるのです。
したがって往路の2等寝台個室と復路の1等洋室との料金の差額もかなり圧縮されてしまいます。

早めに一般乗用車を乗せてくれたので、荷物を解いて一息ついてもまだまだこんな時間。

風呂に入ることにしました。女湯がやたらと目立つ撮り方をしていますが、逆サイドから写真を撮ると変態扱いされると思ったからです。

あぁ、気持ち良かった。



外に出てみると九州は既に遠く離れていました。
久しぶりに懐かしい同級生達に会えてよかった。
実は本当のことを言うと前週の四十九日と今回で2週連続の九州入りになるから余程嘘でもついて今回の同窓会はキャンセルしようかと思ったときもあったのですが、参加出来てよかった。

それでは船内に戻って、夕食を摂ろう。

昼のご馳走は半分くらいありつけなかったけど、午後8時半を過ぎると多少腹が減ってきた。
何にしようかなー、鉄板物にしようかなー、白ご飯150円を3回くらいお替りしようかなーとか思ったのですが、昨日から結構高カロリーな食事ばかりしているから、量は少なめにしようと・・・

・・・思いつつウッカリサラダはたくさん取って・・

乾杯したい気分だからこれは外したくなくて・・・

ステーキ丼1200円(味噌汁、漬物付き)にしましたw
実はステーキ鉄板1100円と白ご飯でガッツリ行こうかと思ったのですが、ちょっと無理かもしれないと思ってこちらにした次第。

このお肉、多分オージーだかアメリカ産だかなんでしょうけど、意外に柔らかくてジューシー、ポン酢風味のたれが少しかかっていて美味しかったです。
・・・しかし、実は少ないだろうと思っていた下の白ご飯が案外大量で全部食べるのに苦しみました。

鉄板物も結構売れていたし、レストランは繁盛していました。


食後もう一度外に出てみると既に真っ暗です。幸せだぜぃ。

そして部屋に戻る前に売店に入り・・何か手に持っていますけど・・

どんなにお腹が充たされていてもこいつだけは欠かさずに食べて寝ました。

そして翌朝、午前5時過ぎに起き出します。

一番船首側の部屋だったから、先週に利用した特等室と遜色ないくらいに静かでした。

外に出てみると進行方向はこんな具合。

船尾側はこんな感じ。あんなに遠いのに水面に移る月影が奇麗に見えました。



2週連続して阪九フェリーを利用して、それぞれに乗船記を書くのはどうかと思いましたが、たった1週間でも外の景色はかなり違って見える印象を受けました。

展望デッキから特等室のサロン側に入るドアにはこれがありますな。

室内のこの立て看板とあいまってじわじわ来るものがありますな。特等室を利用している人がうらやましいなぁ。


だんだん外が明るくなってきました。


先週と同じくフライング気味で午前6時過ぎに入浴しました。

風呂から上がって外を見たら彼方に明石大橋が見えます。

部屋に戻ってウダウダしているとこの時間になりました。

焼きたてパンの販売も始まりました。この日は特等室と2等雑魚寝以外は満室状態でした。
次々にパンが売れているようでしたが、慌てることは無い・・・

実は昨晩売店でパンの予約をしていました。
午前7時以降にレストランにとりに行けばいいのです。

・・と優雅に外に出てみると、うっかり明石大橋がくぐるのを見損ないました。
内部屋で外の景色が見えない弊害が意外なところにあるようです。ヲタ以外にとってはどうでも良いのでしょうけど。

ヲタならきちんと橋をくぐる時間は記憶しておく必要があるな。

んで、レストランに行くと意外に繁盛しています。
先のパンの予約表で見て分かるとおり朝食はスープセット(パンをどれでも2個と本日のスープで500円)にしていました。朝粥セットも朝カレーセットも既に食べた事があるので・・

でもまた悪い癖で取り放題サラダをてんこ盛りで取りまして・・・

あとはお替り自由のコーヒーを頼みました。

この日のスープはパンプキンスープ。当たり前ですが、カボチャの濃厚な味がして美味しかったです。

こうなるともうパンはせいぜい1個しか食べることが出来ないわけで、ハムチーズパンだけ食べました。



こんな景色を見ながら食べると美味しさも引き立ちます。
ついつい午前8時くらいまでレストランでくつろいでいました。

・・そうこうしているうちに着岸前の放送が入りました。
阪九フェリーのインスタントほうじ茶は便利が良いので1人分だけ頂きました。

鍵をインフォメーションに返して車両甲板に向かいます。この日はかなり大勢の一般旅客の方がいました。

最後に天井を見上げて写真を撮りました。
私を見て吊られて天井を見るお客さんが数名。

タラップをまじまじと見たのは今回が初めてでした。

おぉっ!またさんふらわあごーるどだ!!
本当にぱーるとは縁が無いぞ。

このように車両はやや少ない印象でしたが、今後はいかに乗用車込みの一般旅客を誘導するかにかかっているのでしょうね。

助手席にお土産の阪九パンを置いて屋根を開けます。

タラップから脱出!


阪神高速5号線に乗り込みます。

伊勢湾岸道路を通過。

浜名湖を通過。


浜松に帰り着くとこの週末は桜が満開になっていました。


約13時間くらいの九州滞在を終え、阪九フェリー第1ターミナルへ。
午後7時頃にターミナルに到着しました。
この便では非常に珍しい車両を見つけました。


一般乗車のレーンの片隅に自衛隊の戦車を積んだ大型トラックが2両駐まっていました。

そういうものをちょっと写真に撮ったら直ぐに乗船開始。
事前に切符を買っていて良かったです。

左手に見える乗用車はすべてナンバーがありません。業者販売用の中古車のようです。

それでは荷物を持って船内へ。

インフォメーションで切符を見せます。

実は復路は1等洋室(2人部屋)を利用しました。

それでは部屋に向かうとしよう。

この1等室エリアの長い廊下を歩いていった1番向こう側に・・・

私が今回利用する部屋がありました。

中を開けてみるとこんな感じ。
実は阪九フェリーの第2便の1等洋室2人部屋はこのように窓がありません。いわゆる内部屋です。
恐らく人気が無いのだか、1人だけの利用でもこの便に限っては貸し切り料金無しで利用させてくれます。

ベッドサイドから見るとこんな感じ。

アメニティグッズも特等室と遜色ないくらいに揃っています。

名門大洋フェリーのそれと比較する(写真はこちらをクリック)と明らかに阪九フェリーの方がゆとりがありまして、全く窮屈な印象を受けません。(どちらもドアの位置から写真を撮っているのですが、部屋の広さが大きく違うのが分かると思います。)
そして何よりもこれ、マリンメートクラブ会員が車両込みで利用すると上等級の部屋を使うときの差額が半額になるのです。
したがって往路の2等寝台個室と復路の1等洋室との料金の差額もかなり圧縮されてしまいます。

早めに一般乗用車を乗せてくれたので、荷物を解いて一息ついてもまだまだこんな時間。

風呂に入ることにしました。女湯がやたらと目立つ撮り方をしていますが、逆サイドから写真を撮ると変態扱いされると思ったからです。

あぁ、気持ち良かった。



外に出てみると九州は既に遠く離れていました。
久しぶりに懐かしい同級生達に会えてよかった。
実は本当のことを言うと前週の四十九日と今回で2週連続の九州入りになるから余程嘘でもついて今回の同窓会はキャンセルしようかと思ったときもあったのですが、参加出来てよかった。

それでは船内に戻って、夕食を摂ろう。

昼のご馳走は半分くらいありつけなかったけど、午後8時半を過ぎると多少腹が減ってきた。
何にしようかなー、鉄板物にしようかなー、白ご飯150円を3回くらいお替りしようかなーとか思ったのですが、昨日から結構高カロリーな食事ばかりしているから、量は少なめにしようと・・・

・・・思いつつウッカリサラダはたくさん取って・・

乾杯したい気分だからこれは外したくなくて・・・

ステーキ丼1200円(味噌汁、漬物付き)にしましたw
実はステーキ鉄板1100円と白ご飯でガッツリ行こうかと思ったのですが、ちょっと無理かもしれないと思ってこちらにした次第。

このお肉、多分オージーだかアメリカ産だかなんでしょうけど、意外に柔らかくてジューシー、ポン酢風味のたれが少しかかっていて美味しかったです。
・・・しかし、実は少ないだろうと思っていた下の白ご飯が案外大量で全部食べるのに苦しみました。

鉄板物も結構売れていたし、レストランは繁盛していました。


食後もう一度外に出てみると既に真っ暗です。幸せだぜぃ。

そして部屋に戻る前に売店に入り・・何か手に持っていますけど・・

どんなにお腹が充たされていてもこいつだけは欠かさずに食べて寝ました。

そして翌朝、午前5時過ぎに起き出します。

一番船首側の部屋だったから、先週に利用した特等室と遜色ないくらいに静かでした。

外に出てみると進行方向はこんな具合。

船尾側はこんな感じ。あんなに遠いのに水面に移る月影が奇麗に見えました。



2週連続して阪九フェリーを利用して、それぞれに乗船記を書くのはどうかと思いましたが、たった1週間でも外の景色はかなり違って見える印象を受けました。

展望デッキから特等室のサロン側に入るドアにはこれがありますな。

室内のこの立て看板とあいまってじわじわ来るものがありますな。特等室を利用している人がうらやましいなぁ。


だんだん外が明るくなってきました。


先週と同じくフライング気味で午前6時過ぎに入浴しました。

風呂から上がって外を見たら彼方に明石大橋が見えます。

部屋に戻ってウダウダしているとこの時間になりました。

焼きたてパンの販売も始まりました。この日は特等室と2等雑魚寝以外は満室状態でした。
次々にパンが売れているようでしたが、慌てることは無い・・・

実は昨晩売店でパンの予約をしていました。
午前7時以降にレストランにとりに行けばいいのです。

・・と優雅に外に出てみると、うっかり明石大橋がくぐるのを見損ないました。
内部屋で外の景色が見えない弊害が意外なところにあるようです。ヲタ以外にとってはどうでも良いのでしょうけど。

ヲタならきちんと橋をくぐる時間は記憶しておく必要があるな。

んで、レストランに行くと意外に繁盛しています。
先のパンの予約表で見て分かるとおり朝食はスープセット(パンをどれでも2個と本日のスープで500円)にしていました。朝粥セットも朝カレーセットも既に食べた事があるので・・

でもまた悪い癖で取り放題サラダをてんこ盛りで取りまして・・・

あとはお替り自由のコーヒーを頼みました。

この日のスープはパンプキンスープ。当たり前ですが、カボチャの濃厚な味がして美味しかったです。

こうなるともうパンはせいぜい1個しか食べることが出来ないわけで、ハムチーズパンだけ食べました。



こんな景色を見ながら食べると美味しさも引き立ちます。
ついつい午前8時くらいまでレストランでくつろいでいました。

・・そうこうしているうちに着岸前の放送が入りました。
阪九フェリーのインスタントほうじ茶は便利が良いので1人分だけ頂きました。

鍵をインフォメーションに返して車両甲板に向かいます。この日はかなり大勢の一般旅客の方がいました。

最後に天井を見上げて写真を撮りました。
私を見て吊られて天井を見るお客さんが数名。

タラップをまじまじと見たのは今回が初めてでした。

おぉっ!またさんふらわあごーるどだ!!
本当にぱーるとは縁が無いぞ。

このように車両はやや少ない印象でしたが、今後はいかに乗用車込みの一般旅客を誘導するかにかかっているのでしょうね。

助手席にお土産の阪九パンを置いて屋根を開けます。

タラップから脱出!


阪神高速5号線に乗り込みます。

伊勢湾岸道路を通過。

浜名湖を通過。


浜松に帰り着くとこの週末は桜が満開になっていました。
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コメント
No title
おはようございます。
戦車はシートを掛けて運ばれているのは見たことがありますが、
むき身で搬送されているんは初めて見ました。
お天気が良かったみたいですね。クルマやボーディングブリッジの色が綺麗です。
戦車はシートを掛けて運ばれているのは見たことがありますが、
むき身で搬送されているんは初めて見ました。
お天気が良かったみたいですね。クルマやボーディングブリッジの色が綺麗です。
Re: No title
こうじさん、こんにちは。
この旅行では非常に天候に恵まれて楽しめました。
僅か1週間しか間隔をあけていなくても、海の表情が全く異なる表情を見せたことも印象的でした。
この旅行では非常に天候に恵まれて楽しめました。
僅か1週間しか間隔をあけていなくても、海の表情が全く異なる表情を見せたことも印象的でした。