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セイコー cal.6030 分解修理

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よし、今日はこの時計を再生しよう。シチズンホーマーの未使用品だ。
インターネットオークションで「動きません。ジャンク品扱いで。」と書いてあった商品が思いのほか安価で落札できました。

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バンドも尾錠もオリジナル。当時の値札も残っています。
こういうものは値段が釣りあがるものだと思っていたのですが、「ジャンク品」という言葉が影響したのか、何千円もしなかったのです。
純粋におきっぱなしで動かなくなったのなら再生も簡単だと思いきや・・・ネジを巻いたらあっさりと動き出しました。

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中を開けて点検してみますが、機械も非常に奇麗だし、テンプの振りもよろしい。
どこがジャンク品だったんだ??
怒りが頂点に達した私は出品者への評価に「非常に悪い」をつけ、コメントに「ジャンク品と言う事で落札しましたが、直ぐに動き出しました。再生する楽しみを奪われた気分です。」と書き込みました・・・嘘です。




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ということで、予定変更でセイコークォーツcal.6030を分解してみることにしました。


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何の変哲もないシンプルな三針の時計だったんですが、中を開けてみたらなかなか美しい機械が入っています。
裏ブタに赤く書いてある文字は多分電池交換をした時期(西暦1985年?)を書き込んだものでしょう。

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機械をケースから出し、針も外して文字板を分離させます。

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機械台に載せます。

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まず回路部分から外していきますが、この時計は回路部分も機械の駆動部分も同じように仕上げてあってとても奇麗に見えます。

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これは各パーツを奇麗に洗ったあとの写真。これから組み立てていきます。

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まずはステップモーターを始めとする駆動部分を仮組みして、この地板に組みます。
4つの穴すべてに人工ルビーが入っているから多分この機械は高級機種用なのです。

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歯車部分を組んで、時刻修正に関わる部分を組んだ後の写真です。
この機械ではこのように先にコイルを組んでおく必要がありました。

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一応これで組みあがりです。

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文字盤は絶対に素手でさわらないようにして組み付けます。

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針を組み付けるときもピンセットで文字盤を傷つけないように注意が必要です。

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ケースに収めて、新しい電池を入れて試運転。
無事動き出しました。かようにクォーツの時計はぱっと見が奇麗でも細かい汚れの付着で動かなくなるのです。

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その辺にあったバンドをつけてみましたが、なかなかシンプルで良い時計ですな。
後に調べてみたら、セイコーのcal.6030は80年代あたりのクレドールなどに採用されている高級機種用のムーブメントでした。
セイコーにクレドールの修理を依頼するとかなり高額の料金を取られるはずだから得をした?気分です。
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プロフィール

U-BOAT

Author:U-BOAT
福岡県出身。縁あって静岡県浜松市に住み着いて10年になります。
いろいろなことに挑戦してみたいという気持ちは常にありますが、実力が伴っていません。
凝り性ではありますが、ネットの世界では私よりも知識の深い人はいくらでも居ます。
趣味も旅行を始め、多岐に渡ります。ジャンルにとらわれない少しばかり濃い目のブログを作っていきたいと思います。
ご指導、ご鞭撻よろしくお願いします。 2010年8月

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