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平成24年1月宮崎カーフェリーで出張 後編

この記事はこちらからの続きです。

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湯穴温泉に到着です。
ここは宿泊施設はなく、純粋に立ち寄り湯と1日休憩のみ利用できます。
建物もプレハブ小屋みたい感じで非常にシンプル。
風呂場には番台もなく、同じ敷地内にある老夫婦の住んでいる家にお金を払いに行くのんびりとしたスタイルです。
お風呂はと言うとこんな感じ。
私が入ったとき3人ほど先客のご老人がいましたが、暫くするとタイミングよくみんな上がっていきました。
そういうわけで浴室の写真を撮らせて頂きました。

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浴槽の縁がモリモリしているのはすべて温泉の成分が固まって出来たものなのです。
温度の低い源泉を適温に温めて利用していますが、ちゃんと掛け流してあり、とても気持ちが良いお湯でした。

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こちらは冷たい源泉が出るところです。
飲むことも出来ますが、微炭酸の独特の味わいでした。

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まるで小さな鍾乳洞のような模様が出来ています。温泉好きの中はこういうのを見ると身震いして喜ぶ習性を持つものもいます。

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すっきりしたところで元来た道を引き返します。
掘っ立て小屋みたいな野菜の販売所に寄りました。

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主に自宅用のお土産を買い込みます。出張のお土産なのに何故か長ネギがあるという・・・

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ちょうど昼ご飯時になったので、これまたその道すがらにあった寿司屋によりました。

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宮崎県と言えば鶏の炭火焼とかマンゴーとかが有名かもしれませんが、レタス巻きももともと宮崎市内の寿司屋さんが始めたものです。レタス巻き500円を食べてみよう・・・でも、もうちょっと欲しいかな?と思って天丼680円も頼みましたが・・・

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レタス巻き500円がこれ。結構の量です。
ゲッ!しまった!!量が多かったなと思いましたが・・・

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後から来た天丼680円はこのボリューム!
どちらも非常に美味しかったけど、レタス巻きは全部は入らなかった。残したのはパックに入れて持って行きました。
・・・・とそんなこんなで午後2時には宮崎市内に戻り、研修会に参加しました。


さて、ここで研修会の内容ですが、多少まじめな話をします。
一応私も多少は部下がいる立場ですから、職場のリスクマネージメントも考えておかなくてはならない立場にいます。
この研修会の講師として平成23年3月の福島第一原発の事故が起こったあと、5月から10月頃まで其処につめて仕事をされたある大学の教授先生が招かれていました。
私も多少は第一原発の事故処理活動に多少は貢献した立場(詳細はこちらをクリック)から、一番大変だった時期に彼の地に赴いた方のお話を聴講したかったわけです。
多少のオフレコの話も含まれていたから写真も何も残していませんが、大変興味深かった話を2,3挙げておきます。
まず最初に事故直後、福島第一原発では若年者や小さな子供がいる家庭持ちの職員は避難させられて、一部の人が免震重要棟に残って事故処理活動に当たったというのは報道にもあった通り。
その残った人たちは全員(東大、京大卒を筆頭とする)キャリア組だったそうです。
外部電源が失われた状態で、全員が殉職するのを覚悟で携帯電話でお互いの写真を撮り合っていたそうな。
リーダーシップを執る人はかくあるべしという話ですが、キャリア組の人たちが究極に悪い状況の中、最前線に残ったとい事実を知らしめた報道機関は無かったような気がするぞ。

たまたま事故があったときに福島から東京に出張していたある東電職員は職場に指示を仰いだところ、そのまま厚木の米軍基地に向かうことを指示され、基地に向かうといきなり重機オペレートの訓練を受け、一通りマスターしたらそのまま第一原発にヘリコプターで送られ、第一原発の現場で仕事をしたとか。
そして初夏までは何度も何度も自衛隊や消防隊が現場からの避難を考えざるを得ない状況が起こったのに、そのとき外に飛び出して事故拡大の危機を乗り越える仕事を成し遂げたのもやはり東電社員の方々のおかげだったとか。
(ちょっと不謹慎に笑ってしまったのが、なぜそのときに決断できたのかと当の社員に尋ねたら「課長が一緒にいるから大丈夫だと思った。」という返事があったことです。みんな日本人だなぁ。)

初夏までは何度も臨界の危機があったのに、何故かそのたびに何か神がかり的なことが起こって臨界事故を回避できたということ。
やっぱり日本には八百万(やおよろず)の神様がいるんだと感じさせることがあったんだとか。

東電職員の方の中には自身の家族が行方不明になっていたのにも拘らず、黙って仕事に取り組んでいた人も居たとのこと。
そんなこんなも一切報道されることもなく、彼らが仕事を一段落させて避難所に行くとそこでみんなから罵声を浴びせられたわけです。
東電の社長の年収がいくらだとかそんなんどうでもいいじゃん・・・

質疑応答のときに私は「マスコミでは福島第一原発の事故は人災であると報道しているが、実際のところ人災なのか、それとも自然災害の要素が強いのか?」と質問したかったのですが、これまた日本人の私は人前で挙手するなんていう目立つ行為が出来ずに黙っておりました・・・(汗)。

・・・と書くと私がすごく立派な人物のように見えますが、たった1日だけJヴィレッジで仕事をした程度の人間としては感服するを通り越して自分がお恥ずかしい限りでして、あげく約4時間くらいのスケジュールの中でまじめに考えたのは30分くらいだけ。残り2時間は帰りのフェリーの夕食のときに何を取ろうかとか、盛り付けをどうしようかとか、昼御飯を食べ過ぎたけどちゃんと入るだろうかとかそんなことばかり考えていて、残り30分くらいは寝ている時間もありました(滝汗)。

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で、いきなり夜のフェリーターミナルの写真に飛びます。
幸い研修会は予定より30分早くに終了したため、途中で抜け出したりしなくても午後6時半にはフェリーターミナルに到着しました。
午前中のうちに乗船名簿は書いていましたから、(自分としては)手際よく切符を発券してもらい・・

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すでに乗用車組みの乗り込みは始まっていました。遅れて乗り込みます!

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乗り込んでみると意外や意外、往路とは違って下のフロアに降りていきます。

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エレベーターで客室フロアまで上がりますが、こういう紙がエレベーターのところにあるのは便利です。
年に何回も使わないお客だと下船のときに自分の車の場所を失念しがちですもんね。

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インフォメーションで鍵をもらいます。往路と同じ部屋です。キモヲタ専用だろうか?

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往路のときとは違うアングルからの写真を1枚。

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デッキに出て宮崎の夜景を撮っておきます。半日だけど充実していたな。

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フェリーは午後7時より少しだけ遅れて出航しました。

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復路もそんなにお客さんはいないよう。2等寝台の12部屋が丸々空いていたので写真を撮りました。
出航時ドアも開放されていたけど、そんなもんかな??

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さようなら、宮崎・・・長らく九州に住んでいたけど、福岡から宮崎に遊びに行ったことは小学校6年生のときが最後だったな。

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ああ・・・うらめしい・・・・。やっぱり腹が減らない。
悔し涙を流しながらレストランエントランスから中を撮っています。

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諦めて部屋の中で持ち込みの食事を食べます。
昼ごはんを食べるために寄った寿司屋のご主人は熱狂的なホークスファンのようでした。
その経緯を聞いてみたら、もともと巨人ファン(宮崎ではありがちです)でしたが、たまたまかつてダイエー時代の時にホークスの球団関係者が店に寄ったそうです。
そのときにお土産に油味噌の瓶詰めを「王監督にどうぞ」と渡したら、後に王監督直々にお礼の電話がかかってきたとか。
それ以来ホークスファンに乗り換えたそうです。

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・・・ちなみにJAの直売所で買った油味噌、この小さな寿司屋が企画販売したものでした。私も旨そうだから買ってみようと思ってお土産にした商品でしたが、その出所の店に何の予備知識もなく入ってしまうと言うのが不思議でした。

でも、人の良いご主人だなぁー写真に写っているダシ巻き卵はパックの空いたスペースにサービスで入れてくれたものでした。


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朝から盛りだくさんだった。午後9時過ぎには寝てしまいました。





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・・・ということで翌朝、午前5時過ぎに起きだします。
現在和歌山県と徳島県の間くらいか。

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船内をうろうろしてみましょう・・・。往路でもしたはずだけど・・

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1等シングル部屋だけは満員か。

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自動販売機のフロアの冷水機を見てみると・・・

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涙ぐましい努力をしていると思うのですよ。節約を心掛けるなら1等以上を利用しなければコップ持参か、空のペットボトルを捨てずに持っているのが無難です。

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往路で船内を散々うろついたつもりでしたが、プロムナードのこの掲示には全くスルーしていました。

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私が手遊び程度でやっていることと似ているけど、サイズが全然違うようだ。(浸透潤滑剤か何かの感スプレーと比較した写真ですね。)

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そうこうしているうちに朝食の時間です。
朝食なら入るぞ!

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復路での船内の朝食(500円)です。
洋食と和食の二つありますが、これは洋食用のおかずにご飯と味噌汁を組み合わせています。
その辺の融通の利かせ方はとても良いと思います。

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私はせこいからレストランの中でコーヒーを頼まずに、インフォメーションでコーヒーを注文します。
そうすれば数に限りはあるもののクロワッサンがおまけで付くのです(往路でも説明したとおり、くどいようですがもう1回言っておきます)。

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外はまだ暗い・・・。

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大阪湾が近付くと、必然的にタンカーやコンテナ船が多数いました。

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大阪南港が見えてきた。

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前方には関西汽船(フェリーさんふらわあの別府航路)の船がいました。

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このアングルで見るのは初めてだな。

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出航が多少遅れたのですが、定刻午前7時半に到着のようです。・・・遅れてもも良かったのに・・・

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それではB1Fに降りて車に乗り込みます。

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多分上のフロアの車両が出るまで待たされたのでしょう。暫し車内でじっとして動き出しました。

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疲れ知らずだったぜぃ。

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あとは浜松を目指してツーリング気分で帰るだけ。
これはカモメ大橋。

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天保山付近です。

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伊勢湾岸道通過中。
・・・と、天気に恵まれた楽しい出張旅行は無事に終わりました。



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補足です。これは宮崎港到着時にターミナルに着岸していたRORO船「はっこう21」です。
全くの貨物運搬メインの船ですが、空きスペースがあれば一般旅客も乗せてくるようです。(乗用車もです。)
どうやら乗用車込みで乗り込んだ場合は船員さんと同じ賄い食もいただけるようで、今度は頑張って是非のこの船に乗って宮崎に遊びに来たいと思います。
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コメント

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No title

私はこの度の原発事故は天災と思っています。

原子力行政には莫大な利権が存在しています。
その利権を握っていたものが、いざ自分たちの責任を問われそうになると
保身のためにtepcoだけを悪者にしているのが現状だと思います。

利権を握っていたのは経産省。

原発の監督官庁である経産省に事故の最終的な責任があるはずなのに
経産省はtepcoとの対決姿勢を示すことで、自分たちの責任を無かったことにしようとしています。

それは経産大臣も含めてですが。

私はtepcoを応援します。

Re: No title

こうじさん、コメントありがとうございます。
私は電力会社職員でもなければ国の公的機関に勤務するものではない立場なので、偏り無く意見を言っているつもりですが、最近はどうもマスコミが世論を勝手に造っている風潮があって非常によろしくないと思います。

今回お話を聴講した教授先生も取材を受けたことも無いのにさも取材をしたかのような自身の記事が出ていたとか、許可をしてない写真を勝手に使われたとか仰っていました。

それから、こうじさんのfacebook拝見しました。
下関グランドホテルは良い感じですね。人の旅行記を見るのは意外に楽しいと再認識させられた次第です。

No title

追記です。
宮崎の天丼は卵でとじてあるのですね。

紙コップ10円。。。僕も最初これを見た時ちょっと驚きました。
阪九でも売店で紙コップ(耐熱仕様)は10円で売ってました。
給湯室のエコノミータイプは無料なのが不思議なところです。

温泉よさそうですね。もうすぐお誕生日割引が送られてくるので行ってみたいなと思ってます。

フェリーは出港前と到着時には必ず社旗と国旗を掲げていますよね。
こういう習慣はいいです。

色々

私は原発の色々な事象のうち一部は防げたであろう(悪くても低減)内容が含まれてると考えてます。ネタ元はドキュメント系のテレビと新聞が殆どですが、建屋にアレだけの被害が出たり、格納容器にまで多大な(想像ですけど)影響を及ぼし放射性物質の拡散もあそこまでは行かなかったのではないかと。メルトスルーなんか持ってのほか。
その原因は、東電のケチった設備投資と保安院?から伝えられなかったアメリカの原子力委員会の過酷事故対応です。20年位前からちょびちょびとアメリカから報告などが有った筈なのですが、東電には耳が無かったようですね。

でも、元GEの社員?の発言で「マグニチュード7.5以上は想定していない」には、呆れるしかないです(数字は記憶なので不正確です)。日本が地震大国なのは50年前でも変わらないですよね。

>冷水機
「10円」には紆余曲折が有ったりして。冷水機といえば、あのマザーテレサが持ち帰った国鉄仕様?のカード型紙コップですよ。ガキの頃は特急に乗ったら紙コップで水が飲めるのが嬉しかった記憶が有ります。
>お持ち帰り
最近にしては珍しいですよね。メニューが写真入だと選ぶのに良いのですが、個人営業の店だとサンプルさえ置けませんからね。
>ホワイトボード
なんともはや親切な、そして手作り感いっぱいな事(笑)。ひとつの疑問、入港場所も沢山有るわけじゃないからテプラで作れば良いのにとお節介な事を思っちゃいました(笑)。

お節介ついでにもうひとつ。運転中の撮影は危なくないですか、カメラグリップか何かの工夫をされているのでしょうか。

Re: No title

こうじさん、こんにちは。
食べ物に関してはその地方地方で微妙に異なりますね。
宮崎の天丼が卵とじにしてあるのはその他の県内の店でも同様なのかどうかは分かりませんが、
愛媛県八幡浜に行ったときはカツ丼の具材にキャベツがあるのには驚きました。

Re: 色々

秋田利用さん、こんにちは。
原発事故とは話が逸れますが、かつて民主党が大々的に事業仕分けを行った際、スーパー堤防も業務見直しになったという記憶があります。
数百年に1度しかないような地震津波に備えるなんて非現実的で税金の無駄遣いだという意見がもっともらしく報じられていたような。

今回の震災前の状況を振り返って、東電はもし巨大地震が起きたら第一原発に高さ10メートルくらいの津波が来る恐れがあるという調査報告書を見て直ぐにそれに備える防波堤を造っただろうかと・・造ったら造ったでマスコミがそんなものを造る余裕があるなら電気代を下げろとかバッシングしたのではないかと思います。
後出しジャンケン的に突き上げるのはよろしくないなと、そういう意見です。

それから走行中の写真はカメラの方を見ることなく闇雲に何枚か撮って、まともに写ったものを使っています。確かに危ないからどの写真もかなり車間距離が開いているときのものばかりです。
プロフィール

U-BOAT

Author:U-BOAT
福岡県出身。縁あって静岡県浜松市に住み着いて10年になります。
いろいろなことに挑戦してみたいという気持ちは常にありますが、実力が伴っていません。
凝り性ではありますが、ネットの世界では私よりも知識の深い人はいくらでも居ます。
趣味も旅行を始め、多岐に渡ります。ジャンルにとらわれない少しばかり濃い目のブログを作っていきたいと思います。
ご指導、ご鞭撻よろしくお願いします。 2010年8月

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