富士重工ラビットS202 マフラー修理

8月くらいからこの車両で走っていると排気音が少し大きいかな?という感じになってきました。
最初はあまり気にしなかったのですが、ちょっとバチバチという音もしてきたのでマフラーを外してみました。

これは既にマフラーを外した後の写真ですが、意外にこちらからではスパナが入らないのです。

サイドカバーを外したこちらから側だとすんなり外すことが出来ました。

外したマフラーです。これだけ置いているとゴミに見えます。

2ストだからオイルまみれです。矢印の部分にクラックがあるのが分かりますでしょうか?

パーツクリーナーで汚れを落とした後です。はっきりとクラックがわかるようになりました。

この写真は近所の自動車修理工場にお願いしてクラックを溶接で埋めてもらった状態の写真。

40年以上動けばそれなりに錆びるような。取り付ける前に多少は養生してやろう。

といっても耐熱スプレーを吹いてあげるだけです。

しっとりするくらいに吹いてあげます。


おお、それなりに見れるようになった。頬擦りしても良いくらいだ。(しないけど)

実際に取り付けたときの状態です。
よくよく見たらこのマフラー、ちょっと面白い形状をしていますね。飛行機の羽のようです。
何かバイク関係の本でこの車両のこのアングル(空気をエンジンに導くフロントカウル)がジェット機のエンジンカバーに似ているという記載があるのを思い出しました。
似ているかな??この車両の基本設計は昭和30年代中盤頃だから富士重工の前身の中島飛行機のエンジニアが関わった可能性が充分に高いのは判りますが、ジェット機に見立てるにはちょっと無理があると思う。

じっくりと見てみるうちにフロンとカウルが少しよがんでいるという気付かない方がいいことに気付いてしまいました。これでまた暫くは乗れるぞ。
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