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セイコーエンブレム cal.4120の修理

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セイコーエンブレムです。機械式時計からクオーツ式時計へ変遷していく中で、特に薄型の時計が流行していた頃にあったシリーズです。
エンブレムには機械式のものも、クオーツのものもあります。
これは見ても分かるとおり、クオーツです。現在は全く忘れ去られたペットネームの時計です。(掛け時計の商品のペットネームとして残っているようです)

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垢まみれのバンドも一応セイコーの純正品。
しかしながら、当時は準高級品扱いだった時計です。文字盤のくたびれ具合に妙に魅かれて、暇な時間を利用して修理してみました。
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バンドを外した状態です。

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裏蓋を開けると文字盤より遥かに小さい機械が入っています。
すなわち、文字盤もろとも機械を取り出すのは表側からやってくれということです。

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べゼルリングを外せばガラスもポロッと取れるはずですが、外れません。
長年密着していたため、ぴったりとくっ付いています。こういうときは特殊工具が必要です。

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これがその特殊工具。ホームセンターの金魚の飼育コーナーに有ったものです。6個で200円です。
水槽の中に空気を送るための管を固定するために使うものです。

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ガラスに吸盤を密着させて引っ張るとポコッといって外れました。

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ケースから機械を取り出し・・・

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文字盤を分離します。

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機械台に載せて、まずコイルと回路部分を外します。

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テキパキばらしてベンジンで洗浄します。

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なんだかよく分からないけど、今日はやたらと調子良かった。輪列の組み立てに5分くらいしかかりませんでした。こんな日もあるんだなぁ。

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ケースに収めて・・・

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針を取り付けます。

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べゼルリングは専用工具を使って締めこみます。

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純正ブレスも奇麗に洗って出来上がり。
この時計も分解洗浄だけで簡単に再生できました。
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コメント

非公開コメント

No title

このバンドは色々なシリーズに使われていますね。
丈夫なバンドですよね。

Re: No title

サッピエロさん、こんにちは。

そう言われてみたら、確かに1980年前後以降の時計にはこのタイプの薄いベルトは多用されていますね。
腕周りの大きさを微調整できるのが良かったのかもしれませんね。
プロフィール

U-BOAT

Author:U-BOAT
福岡県出身。縁あって静岡県浜松市に住み着いて10年になります。
いろいろなことに挑戦してみたいという気持ちは常にありますが、実力が伴っていません。
凝り性ではありますが、ネットの世界では私よりも知識の深い人はいくらでも居ます。
趣味も旅行を始め、多岐に渡ります。ジャンルにとらわれない少しばかり濃い目のブログを作っていきたいと思います。
ご指導、ご鞭撻よろしくお願いします。 2010年8月

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