令和4年2月 東九オーシャン初乗船の旅 Vol.6
この記事はこちらからの続きです。
念願の(と言うほどではないのだけど)東京湾フェリーを使って金谷港に降り立ってみると・・
先ほど着岸した船が折り返し久里浜行きとなって出港すると「波浪の為、欠航」になってしまいました。
まじかよ。今まさに出航しようとしているあれにそのまま乗っていればよかった。
写真の左側に「お知らせ云々・・」の看板が見えると思います。
『欠航』と書かれた看板も立てていましたが、強風にあおられてバタンと倒れていました。
慌ててもしょうがないな。本日のスケジュールをこなしながらどうやって久里浜まで戻るか考えてみよう。
今からの予定は次の通り。
今回は何となく金谷にある鋸山と言う山に登ってみようと思っていました。
船内にこういう掲示があると言うことは、そう言う目的で東京湾フェリーに乗船する人も居るようですね。
こんな掲示板もありました。
一応ちゃんと登山計画書を出しましたよ。
ところでその鋸山は・・
房州石の産地でもありました。
山が削られて遠くから見ると鋸の歯のように見えるから鋸山なのだそうです。フェリーから眺めてみたかったのですが、窓ガラスが塩で曇っていて見えませんでした。
内房線の下をくぐり・・
ちゃんとルート案内があるから迷う事はありません。
途中こんな穴が5つくらいありましたが、これは房州石の石切り場と関係があるのでしょうか?
しばらく歩いていると・・
石切り場の跡が少し見えてきました。
あそこを目指します。
取り敢えず車力道を目指します。
車力道とはこういう事です。
まだ切り出した石の運び出しを人力に頼っていた時は主に女性がその仕事を担っていたようですね。
そのルートをたどります。
舗装が途切れました。
あれは後年近代化されてウインチか何か置かれた場所のようです。
車力道の石畳が出てきました。
この辺は房州石を積んだ猫車が下りて行った轍が残っています。
この辺は近年の土砂崩れか何かで石畳は失われたのでしょうね。
結構じわじわきついのです。
途中階段状になった所もあったのですが、そこを猫車で下りてきたんでしょうか。
掲示板を読むとそういうことなんですね・・みたいな感じですが、ちゃんと下り道を制御できなくなってガラガラッと滑り落ちて行くことは無いようにしていたみたいです。
途中振り返って海上をチェック。凪いでいるように見えますが、風は強く白波も次々に立っています。
ゼェゼェ・・
東京湾が見えそうなときは時々振り返ってチェックしています。
やっと見せ場に到着した気がする。
この辺とか切り出している途中でピシッとひびが入ってどうするつもりだったんだろうかとも思ってしまう。
取り敢えず展望台を目指しました。
展望台に登ってみると・・
さすがにきれいだなぁ。風はビュンビュン強いけど。
でも東京湾フェリーは運航再開しているようでもないし、困ったなぁ。
消波ブロックを大きく超える波もあるぞ。
どちらかと言うとむしろ白波が更に立ってきている気がするなぁ。
くそー、萎える。せっかくここまで来たから頂上を目指そう。
ハァハァ・・
フゥフゥ・・
ゼェゼェ・・
・・と言うことでここまで来ましたよ。
結構しんどかったと思うのですが、それでも標高300メートルちょっとと言うのが何だか逆に笑えてきました。
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念願の(と言うほどではないのだけど)東京湾フェリーを使って金谷港に降り立ってみると・・
先ほど着岸した船が折り返し久里浜行きとなって出港すると「波浪の為、欠航」になってしまいました。
まじかよ。今まさに出航しようとしているあれにそのまま乗っていればよかった。
写真の左側に「お知らせ云々・・」の看板が見えると思います。
『欠航』と書かれた看板も立てていましたが、強風にあおられてバタンと倒れていました。
慌ててもしょうがないな。本日のスケジュールをこなしながらどうやって久里浜まで戻るか考えてみよう。
今からの予定は次の通り。
今回は何となく金谷にある鋸山と言う山に登ってみようと思っていました。
船内にこういう掲示があると言うことは、そう言う目的で東京湾フェリーに乗船する人も居るようですね。
こんな掲示板もありました。
一応ちゃんと登山計画書を出しましたよ。
ところでその鋸山は・・
房州石の産地でもありました。
山が削られて遠くから見ると鋸の歯のように見えるから鋸山なのだそうです。フェリーから眺めてみたかったのですが、窓ガラスが塩で曇っていて見えませんでした。
内房線の下をくぐり・・
ちゃんとルート案内があるから迷う事はありません。
途中こんな穴が5つくらいありましたが、これは房州石の石切り場と関係があるのでしょうか?
しばらく歩いていると・・
石切り場の跡が少し見えてきました。
あそこを目指します。
取り敢えず車力道を目指します。
車力道とはこういう事です。
まだ切り出した石の運び出しを人力に頼っていた時は主に女性がその仕事を担っていたようですね。
そのルートをたどります。
舗装が途切れました。
あれは後年近代化されてウインチか何か置かれた場所のようです。
車力道の石畳が出てきました。
この辺は房州石を積んだ猫車が下りて行った轍が残っています。
この辺は近年の土砂崩れか何かで石畳は失われたのでしょうね。
結構じわじわきついのです。
途中階段状になった所もあったのですが、そこを猫車で下りてきたんでしょうか。
掲示板を読むとそういうことなんですね・・みたいな感じですが、ちゃんと下り道を制御できなくなってガラガラッと滑り落ちて行くことは無いようにしていたみたいです。
途中振り返って海上をチェック。凪いでいるように見えますが、風は強く白波も次々に立っています。
ゼェゼェ・・
東京湾が見えそうなときは時々振り返ってチェックしています。
やっと見せ場に到着した気がする。
この辺とか切り出している途中でピシッとひびが入ってどうするつもりだったんだろうかとも思ってしまう。
取り敢えず展望台を目指しました。
展望台に登ってみると・・
さすがにきれいだなぁ。風はビュンビュン強いけど。
でも東京湾フェリーは運航再開しているようでもないし、困ったなぁ。
消波ブロックを大きく超える波もあるぞ。
どちらかと言うとむしろ白波が更に立ってきている気がするなぁ。
くそー、萎える。せっかくここまで来たから頂上を目指そう。
ハァハァ・・
フゥフゥ・・
ゼェゼェ・・
・・と言うことでここまで来ましたよ。
結構しんどかったと思うのですが、それでも標高300メートルちょっとと言うのが何だか逆に笑えてきました。
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コメント
No title
この道は相当頑張って整備しましたね。当時の工事の凄さもあるけれど。
実際にその運び姿を見てみたいものです。
実際にその運び姿を見てみたいものです。
Re: No title
sappieroさん、こんにちは。
車力さんが猫車を使って石を運ぶ様子を撮った動画が残っているなら非常に貴重でしょうね。
重量物を運ぶから道もいい加減な整備ではなかったと思います。
車力さんが猫車を使って石を運ぶ様子を撮った動画が残っているなら非常に貴重でしょうね。
重量物を運ぶから道もいい加減な整備ではなかったと思います。
No title
こんばんは。
鋸山に登られたのですね。
切り出した石の搬出路があるとは、知りませんでした。
第一、車かケーブルカーで上がるもので、歩いて登るものとは思っていませんでした(笑)。
息子と登りに行ってみようかなと思いました。
鋸山に登られたのですね。
切り出した石の搬出路があるとは、知りませんでした。
第一、車かケーブルカーで上がるもので、歩いて登るものとは思っていませんでした(笑)。
息子と登りに行ってみようかなと思いました。
Re: No title
okuruma1970さん、こんにちは。
逆に私は車であがれるのは知りませんでした。
コースは厳しいわけではありませんので、お子さんと登る分には心配はいらないと思います。
私は福岡出身なので千葉は縁遠い感じだったのですが、訪れてみると穏やかできれいなところですね。
今後毎年2月の晴れが予想される日は訪問したいと思います。
逆に私は車であがれるのは知りませんでした。
コースは厳しいわけではありませんので、お子さんと登る分には心配はいらないと思います。
私は福岡出身なので千葉は縁遠い感じだったのですが、訪れてみると穏やかできれいなところですね。
今後毎年2月の晴れが予想される日は訪問したいと思います。