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令和3年6月 井川湖を巡る旅 Vol.2

この記事はこちらからの続きです。





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千頭行きの列車がやって来ました。

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懐かしい南海21000系。
私が幼少の頃は何で私鉄の車両は10000系とか20000系とかやたらと数字がデカいのだろうと思ったものです。
100系とか200系じゃダメなんかなと。インフレ気味だなぁと思ったものです。

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それでは出発です。








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ワイン色のモケットは昭和の高級なイメージ(と個人的に思っています)。

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もともと特急用車両だけあって、ドア周辺以外は転換式クロスシートです。肘掛けのデザインがしゃれている!
かつてあったであろうシートカバーも失われて、つぎはぎも有りますが、さすが特急用のシート、乗り心地が良い・・・と言いたいところですが、座面は底が抜けてしまったみたいにペコペコになっていました。
まぁしゃあないね。

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もう車には乗らないと言うことで・・

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素朴な弁当を食べました。
大井川鉄道にとっては観光客が落としてくれるお金が重要な収入源になります。
全国のローカル私鉄の御多分に漏れず、年々利用客は減っているのですが、観光客をうまく誘致して黒字を出しています。(かなり凄いと思う)

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沿線にはお茶畑・・でも曇っているし、窓も汚れ気味だし冴えない写真だ。

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途中駅で上り列車と交換。

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元近鉄特急もベコベコになっていますが、まだまだ現役。(窓の上の焦げ茶色の部分は錆びて塗装が剥がれているところです)

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ガタン、ゴトン・・

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間もなく終点千頭。

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のんびりと楽しめました。
写真で分かるように普通列車も観光客と思われる人たちばかり乗っていました。

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千頭で下車したらすぐに乗り換え。
何だか原寸大のトーマスは軽く怖いのですが(詳細はこちらをクリック)、井川線の乗り換え時間4分!ビールの影響でトイレにも行きたいからその他の写真は無し!

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井川線(アプト線)の終点井川駅まで向かうのは一日4本のみ。(冬季は3本)
この13時36分を乗り過ごすと公共の交通機関のみで井川に到着するのは困難になります。

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乗り込むとこんな感じ。

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車両断面は実は762ミリ軽便鉄道(詳細はこちらをクリック)よりも小さいのです。
森林鉄道っぽい雰囲気も味わえます。

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乗り込んだらホッとしたぞ。
出発。

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ガタン、ガタン・・

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井川線は出発すると終点まで13個の駅に到着するのですが、途中で乗車する人は殆どいませんでした。

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あー、しかし・・

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さっきトイレに行ったのに、またおしっこに行きたくなっちゃった。

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そうやってモジモジ我慢しているうちにアプトいちしろ駅に到着。

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ここで勾配が急角度になるので補機を連結します。
後ろに見える一回り大きい車両がそれ。

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皆さん連結風景を撮影していますが、私はトイレにダッシュ!

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戻ってくるころには連結完了していました。機関車の連結もテキパキと早かったけど、私も早かったと思う。

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ゴロゴロゴロゴロ・・・・

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アプト線に入ると、今までのレールの音以外にゴロゴロ言う音も加わりました。

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こちらが長島ダム全景。

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どんどん標高を上げていきます。

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トンネルも結構な数あります。

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関の沢鉄橋は水面から70メートルほどあるそうな。

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終点井川駅の1個手前の閑蔵駅で交換。

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最後に井川ダムが見えてくると・・

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15時27分に終点井川駅に滑り込みました。

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こちらは井川ダム建設時はまだもう少し線路が先まで伸びていて、その路線も一部残っています。(現在休止状態)

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駅舎の待合室にはストーブが焚くかれていました。
6月中旬ではありましたが、下車するとひんやりしていました。(余談ですが、折り返し15時55分が最終列車となります。)

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それでは宿泊地へ向かおう。

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やっぱりこれを使わない手は無いでしょう。






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大井川鐡道(前編)

今週末の土曜日、大井川鐵道へ行ってきました。新潟勤務時代の同僚とは、新潟にいたときはもちろん、東京に戻ってきてからも何度か一緒に出掛けていますが、『大井川鐵道に行くんですが、一緒に行きませんか』、と10日ほど前に連絡があり、たまたま相方が休みで子守りを任せられたので、行くことができたのでした。東京駅を朝6時半発のこだま号で静岡まで。元同僚は新潟から前日に上京していて、前夜も久々に一緒に飲んで...

コメント

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No title

小さな車両、円筒式ストーブ、いいなぁ行ってみたい。
アプト式って線路の真ん中に歯車がついたレールがあるやつですよね。
鉄分がない自分ですが乗ってみたいです。

No title

トーマスだ!ひろも居る!ジェームスも居る!

アプト式いいなあ。こういうの好きだなあ~♪
いかにもマシンって雰囲気。脂ぎってるところもいいですね。
ま、軌道整備には結構かかってるでしょうけど。

途中から通常軌道になってますね。

Re: No title

ぢぢさん、こんにちは。

大井川鉄道井川線はもともと大井川にダムを作るために中部電力が引いた工事用軌道でした。それを大井川鉄道が引き継いだものです。
アプト区間は長島ダムが完成した時に旧線路が水没するために新たに引き直したものです。
ダムの補償事業のおかねをたっぷりつかってわざわざアプト区間を作ったようで何だかなと思っていたのですが、調べてみたら早期に線路付け替えをしようと思ったらアプト区間を作るのが一番早くに営業できるという判断だったようですね。
井川線周辺はきれいな所は綺麗な所が多いからお勧めですよ。

Re: No title

札飛衛路さん、こんにちは。

機関車トーマス仕様になって撮り鉄の皆さんは嬉しくないと思いますが、ちびっ子を連れた家族連れを多く引き込むことに成功しているようです。
今年の6月の時点で火が入っている機関車は1両だけだったのですが、最近はもう1両火が入っているようです。
大井川鉄道の営業係数が90円台で黒字になっているのが凄いですね。

トーマス機関車

なるほど、実物大トーマス機関車は自走するのではなく、押されているのですね。テレビシリーズのトーマスは、機関車の模型を使っていたと思いますが、リアルでかつサンダーバード(人形劇)のようでもあり、楽しかったです。後年、CGになってからは面白みがなくなりました。

Re: トーマス機関車

ダテさん、こんにちは。

大井川鉄道内の蒸気機関車は石炭をくべて動かすことができるのが4両あって、現在火が入っているのが1両と言う意味です。分かりにくくてすみません。
蒸気機関車は一度カマの中の火を落とすと次に石炭をくべて動くようにするのにかなりの時間がかかるようです。動いてなくてもボイラーの中はアッチッチと言う訳で、性能の良いディーゼル機関車が出てきたら廃止された理由も分かりますね。

テレビのトーマスは個人的には灰色の顔が機関車について動くのが気持ち悪い印象で見たことがありません。

No title

小さくても手抜き無し、本物の鉄道がすきなので、是非、イギリスのロムニー鉄道も本物が
見てみたいものです。鉄道の幅は38センチですからもうミニチュアですね。でも公共の世界最小の
鉄道。踏切もあるし。

Re: No title

札飛衛路さん、こんにちは。

ロムニー鉄道、知っていますよ。ヨーロッパでは鉄道模型も高級な趣味として認識されているようです。
90年代のF1で活躍したリカルド・パトレーゼはビンテージメルクリンのコレクターとしても有名だったようです。

日本でも乗って遊ぶ鉄道はありますね。ライブスチームの運転会もコロナ禍が終わったら全国でまた始められると思います。

No title

コメントは次記事にさせていただきましたが、こちらにはトラックバック(死語?笑)させていただきました。
プロフィール

U-BOAT

Author:U-BOAT
福岡県出身。縁あって静岡県浜松市に住み着いて10年になります。
いろいろなことに挑戦してみたいという気持ちは常にありますが、実力が伴っていません。
凝り性ではありますが、ネットの世界では私よりも知識の深い人はいくらでも居ます。
趣味も旅行を始め、多岐に渡ります。ジャンルにとらわれない少しばかり濃い目のブログを作っていきたいと思います。
ご指導、ご鞭撻よろしくお願いします。 2010年8月

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