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SEIKO Silver Wave Cal.6306の修理

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ジャンクボックスの中に有った時計です。
セイコーシルバーウェーブです。

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裏蓋には波のマーク。
1980年前後から登場した防水機能を持たせた製品に入っていたと思います。

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中を開けてみました。
汚れていることもさることながら、ビクともしません。今回はこの時計を修理します。








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バラバラにして洗浄が終わった状態です。
バラシていくうちに気付いたのですが、内部に水が浸入して故障した個体のようでした。

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まずは耐振装置の組み立て。
写真を見てわかるように、テンワは外しませんでした。
脱着の仕方が分からなかったからです。無理をしてひげゼンマイを曲げると致命的です。

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地板を機械台にセット。

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4番車をセット

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輪列を仮組み。
この製品が販売されていた頃は既に主流がクオーツに移りつつある時でした。
車の形状がちょっとクオーツのものに似ている印象でした。

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1番受けをかぶせました。合わせて角穴車も組み付け。

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アンクルを組み付け・・

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テンプの組み付け・・

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角穴車をドライバーで回すと動き出しました。
この機種は手巻機構は省略されています。

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日の裏側の組み立てに入ります。

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細かい事は記載しませんが、ユニットごとの組み立てだけで充分で、カレンダーの変更機構もよく考えられていると思いました。

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文字盤と針の組み付け。

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取り敢えずこの時点でケースに収めました。

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その後自動巻きの巻き上げユニットを組み付け。

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急に精密機械っぽくなります。

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ローターを組み付け。
ローターは少し小さいです。せっかくだから180度くらいの扇型にすればよかったのに、ローターが小さいせいで急に安っぽいイメージになってしまいます。

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無事完成しました・・と言いたいところですが、水没品だけあって、かなり綺麗に汚れを取ったつもりですが、途中で止まることがあります。これでは使い物になりません。別の部品取りを入手して完調品にしないとちょっと使い物にはならない仕上がりになりました。


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コメント

非公開コメント

No title

中は綺麗に見えるけど。
 外見はこてこて、ですね。
精密なものは見た目でははんだんできないですよね。

Re: No title

サッピエロさん、こんにちは。

動く時は非常に調子よくテンプが振れているのですが、ピタッと止まるんですよ。
3回ばらして組んでを繰り返してそれだから諦めたのですが、歯車のツメなんかをよく見たらもしかしたら取りきれていない錆もあるのかもとしつこく再生を企てています。
時計屋さんは水没品の時点で修理お断りですが、結局こういう所が有るからだと思います。
プロフィール

U-BOAT

Author:U-BOAT
福岡県出身。縁あって静岡県浜松市に住み着いて10年になります。
いろいろなことに挑戦してみたいという気持ちは常にありますが、実力が伴っていません。
凝り性ではありますが、ネットの世界では私よりも知識の深い人はいくらでも居ます。
趣味も旅行を始め、多岐に渡ります。ジャンルにとらわれない少しばかり濃い目のブログを作っていきたいと思います。
ご指導、ご鞭撻よろしくお願いします。 2010年8月

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