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台湾ベスパを起こそうか! Vol.5

この記事はこちらからの続きです。





エンジンケースのベアリング類の組み換えが終わったので、今回はクランクシャフト周りの組み立てから入ります。

IMG_1941.jpg
まずはクランクのベアリングインナーカラーの挿入。(ベアリング類も普通に手に入るので心配なく)







IMG_1942.jpg
もともと付いていたものを上から軽く当ててプラスチックハンマーで打ち込みます。

IMG_1943.jpg
ある程度入ったら今度はポンチで交互に打ち込んでおきます。

IMG_1944.jpg
セレクターロッド(ミッションのシフター)のオイルシールも交換します。
全て安価で手に入ります。

IMG_1945.jpg
エンジンの最下部付近に来るので、せっかくクランクを割ったのなら交換しておいた方が良いに決まっています。
ここを触らないで組み立てて、ミッションオイルを入れて試運転していたらじわっと漏れてくるなんてことになります。

IMG_1949.jpg
それからここのオイルシールも。
キックギアのオイルシールもです。

IMG_1950.jpg
それではクランクケースの合体に入って行きます。最初にやるのがクラッチケースの挿入。
ドライブシャフトを入れるよりも先にしなくてはなりません。順番が逆だと微妙に干渉して入らなくなります。
(実はこの写真では間違ってドライブシャフトを先に入れています。ドライブシャフトを入れた跡ではどうやっても入りませんでした。)

IMG_1951.jpg
こんな感じになります。
ちゃんと裏側のスナップリング装着を忘れずに。

IMG_1947.jpg
次にドライブシャフトの挿入。
まずセレクターを(写真で示しているように)ドライブシャフトの溝にあてがっておいてから挿入。

IMG_1948.jpg
ドライブシャフトの挿入はそのままシャフトを打ち込むとベアリングに負担がかかります。
写真のようにベアリングのインナーと同じくらいの太さで中空の鉄の棒をあてがって打ち込みました。

IMG_1953.jpg
キックギアを組みます。スプリングの他、写真のような(手で持っている)カラーがあるので忘れずに。
忘れずに・・なんて偉そうに書いていますが、ET3のエンジンの組み立ての時はクランクを組んだ後にこの部品が残って「何これ??」としばらく考え込んで、慌てて再びクランクを分割した恥ずかしい経験があるから今度は間違えませんでした。

IMG_1954.jpg
キックギアを押し込んで・・

IMG_1955.jpg
上からスプリングを固定。

IMG_1956.jpg
ギアの組み立てに入ります。
分解の時にタイラップで縛っていたので、向きは間違っていないはず。

IMG_1957.jpg
セレクターの爪が入るところもチェック。
綺麗です。ギアはそのまま使えます。

IMG_1958.jpg
万一ギアプレートの向きが分からない時はセレクターのツメとギアがツライチになるのを確認しながらだと良いでしょう。


IMG_1952.jpg
クランクを挿入。
クランクは幸い強い嵌合ではありませんから、プラスチックハンマーで優しくコンコン軽くたたくと少しずつ入って行きます。

IMG_1959.jpg
ガスケットはクランクを割る時に幸い破らずに済んだのですが、この際だからスリーボンド社のガスケット用紙で作ることにしました。

IMG_1960.jpg
こんな感じですね。
いよいよ次はクランクの合体に入ります。





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コメント

非公開コメント

No title

ここまで来たらもう整備士だ!凄い!
中は結構綺麗に見えます。

Re: No title

サッピエロさん、こんにちは。

多分最初のオーナーは買ったはいいものの、結局ほとんど乗らずに手放したのだと思います。
だから中身は綺麗だったのだと思いますよ。
ただし車両自体は30年落ちくらいになるし、10数年前に自分が変に触ってしまったから、オーバーホールした次第です。
プロフィール

U-BOAT

Author:U-BOAT
福岡県出身。縁あって静岡県浜松市に住み着いて10年になります。
いろいろなことに挑戦してみたいという気持ちは常にありますが、実力が伴っていません。
凝り性ではありますが、ネットの世界では私よりも知識の深い人はいくらでも居ます。
趣味も旅行を始め、多岐に渡ります。ジャンルにとらわれない少しばかり濃い目のブログを作っていきたいと思います。
ご指導、ご鞭撻よろしくお願いします。 2010年8月

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