FC2ブログ

大和郡山市の洋風建築 洋館

平成22年のオレンジフェリークリスマスクルーズ(詳細はこちらをクリック)の帰りに大和郡山市に立ち寄りました。
目的は2軒の洋風建築を写真に収めること。

杉山医院

杉山医院2
こちらは現役の医院です。
大正時代の建築であるとか。現在も美しく修復されて使われています。多分右手の建物も同じく古いものだと想像できますが、個人宅で間近にドイツハーフチンバースタイルの洋館を見ることが出来るのも早々無いのでこちらの写真をアップしました。

大和郡山2

大和郡山洋館1
こちらも同じ市内にある洋風建築(旧浅井邸)です。
実は私、10年以上前にこの町に訪れたことがあります。
当時より洋風建築に興味があって、この2軒を見てみたいという気持ちが強かったわけです。
現在右手の建物が取り壊されていて空き地になっていますが、当時はまだ残っていました。
たまたま通りがかったお坊さん?か何かそのような格好をしていた方がこの建物についていろいろ説明をしてくれました。
私が福岡から来たことを告げると、「そんなに遠くから人が見に来たのはびっくりだ」と言っていました。
当時の近代建築関係の本を読んでみるとこの建物は大和郡山城を取り壊すときに出た廃材を利用して作られたと記載してありました。
とすると日本国内でも最古級の洋風建築の可能性があります。
洋風建築ヲタとしてはぜひとも残して欲しい建物ですが、結構荒れてきているし、個人の所有物だし、多分国内最古級であるという確かな証拠が無い以上は保存は難しいかもしれませんね。

スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

ドイツのモダニズム

これは、余程手入れされた洋館ですね。狂いがほとんど無いので、余程地盤も良かったのでしょうね。構造がファサードにもなっている建物は傷むとすべての寿命が早いはずなのに、木造の優れた所でしょうか。このような意味のある建物がほとんどなくなった今の時代は寂しい限りです。デザインできる意匠建築家が殆どいないのでしょうね。奇麗に撮れています。それと和洋折衷の蔵でしょうか?大変貴重。まだまだ保存できるに耐えれそう。。。

Re: ドイツのモダニズム

サッピエロさん、こんにちは。

ファサードなんて言葉をしているとはすごいですね。私も素人の横好きで知っている程度ですが。
病院の建物は確認してみたら、現在は営業していないようでした。それでもオーナーは大事に維持しているようです。(国の有形文化財に指定されたようです。)

旧浅井邸は何なんでしょうかね?
明治のかなり初期の洋風建築らしいのですが、全体は純和風に見えるのですが、窓やドアなどの一つ一つは洋風です。
多分職人さんが横浜辺りに建ちだした洋風建築を見て、記憶を頼りに造った一般住宅なのではないかと…そのように勝手に想像しています。

市の指定かも!

旧浅井邸ですが、粋な造りというか装飾が見てとれますよね。調べると必ず大黒柱の小屋裏か棟上げした時の記しがあるので市の指定にでもするなら案外直ぐに解ると思います。北海道の小樽の事はもう知っていると思うけれど、似た装飾の蔵がたしかあったと記憶しています。それは大正でした。屋根塚柱に墨で書いてありました。実は、僕は小樽の歴史的建造物の調査員でした。それと景観条例の基本素案の組み立て者です。完全な設計事務所ではなくてシンクタンク所員で、直接はかかわっていませんが小樽運河の設計計画したのはその時の所長です。今の僕は脱サラして久しいですが、学生の頃大学院受験のテーマが和洋折衷とは?!でした。受けは良かったのですがライバル?敵?も多く落とされましたが・・・。そういったことから、僕もユーボートさんと同じく、古い洋館や和洋折衷にいまだに興味があります。学生のころお手伝いした昭和のモダン建築住宅で有名なタノウエヨシヤという建築家がいましたが、そのかたの展示会をお手伝いしたり・・・。この建築家は、旧帝国ホテルで有名なフランクロイドライトに師事したかたです。

時計ですが、眠っているクウォーツ・・・。引き出しから出してつかおうかなあ、と。
それと、新しく無い記事にコメントしない方がいいですよね?あっち飛びこっち飛びでお手数かけてしまっているかなあと思っています。新しい記事の方にコメントするようにしますね。。。

Re: 市の指定かも!

サッピエロさん、こんにちは。

小樽の歴史的建造物の調査員の方とお知り合いになれるとは大変光栄です。
小樽市の旧運河もいろいろな再開発モデルを考えられていたのも書籍で読みました。下水の側溝程度に残す案もあったようですが、今の運河周辺の賑やかさを見ると非常に良かったのではないでしょうか。

私が住んでいた北九州市の門司港周辺もレトロタウン計画で整備されましたが、計画整備中にも多くの洋風建築が取り壊されていきました。民間所有の建物を観光の目玉にする難しさも感じました。実際歴史的建造物への指定を嫌がる方もいたようです。
小樽市の場合はどうだったのでしょう?一昨年、一昨々年の旅行記でもわかるように小樽市に宿泊していますが、観光客の往来の多い道沿いでもやはり取り壊された建物があったようでしたが…。
「田上義也」わかりますよ。「遠藤新」とともにライトの弟子として多くのプレィリーハウスタイプの建物を残した人ですね。
フランク・ロイド・ライトさんはそれこそ著名な方ですが、少々女性関係のスキャンダルが多かったような…私は素人なので変な切り口で見てしまいます。

コメントは古い記事に対して送ってくださってもかまいませんよ。コメント管理で簡単に把握できます。

時計については先日1975年ころのクオーツの時計を修理してみました。復活してしまいましたが、よくよく考えたら40年くらい前のものなのです。是非に電池交換して使ってみてください。

小樽の歴・建

そうでしたか。 過去の記事も素直に面白いので、じきにコメントさせて頂きますネ。

ロイドが、そのような癖のある人とはつゆ知らず。それこそ、切り口面白いです。僕は大好きな建築ですが、そのディテールを少々取り入れただけで、教授等は面白くないようでした。未来に向けて大事な要素を持っていると思うのですけど。 だから、こんな変な街並みになったのだと思います。 その頃は教授にはとても言えませんでしたが・・・。今なら堂々と意見出来るのですが、もういいや・・・と。

クルマの事ですがオリジナルですかァ。それは素晴らしいと感じます。クルマ好きの知人がいるのですが、ユーボートさんの事、お話したら、すごい根性だなあって関心していました。

小樽の事ですが、残したい市側と、景観はどうでもよくて速く壊して新築してテナントにして儲けたい側との、常に摩擦が起きています。 持主は景観の事をなかなか理解しません。 そこで、市は景観条例で縛ることにしたようですが、それが大変難しい事でした。 色々な計画も立ち消えになりましたよ。 一番残念だったのは、昭和モダンの建築を構造を含めて新築し世界のキューピー館の計画が境町通りにありましたが立ち消えになった事です。 小樽の事を盛り上げようと市民も頑張っているのですがどこかが変です。 運河にしゃけの稚魚を放流してそれが帰ってきたんですが運河で放流しておいて・・・それからいざ帰ってきたのですがどの川にも上れないでうごめいているんです。 これは完全に命のもてあそびです。 新聞でも素晴らしいこととして伝えていたのでいたたまれず、抗議したこともありました。ユーボートさんもびっくりでしょうがF1を呼ぼうとした民もいたし、カジノの街にしようと今でも活動をしています。もう、あいた口がふさがりましぇーん。

Re: 小樽の歴・建

サッピエロさん、おはようございます。

小樽もいろいろとあったのですね。最近知ったのですが、建物が文化財指定されても、建物の補修費の補助はお気持ち程度しか出ない(一部補助)らしいですね。
確かに個人所有物に大々的に税金投入!はいろいろと問題がありそうです。
基本的に日本は高温多湿、土壌は酸性で、地震、台風も多いなどなど、古い建物は残りにくいのだと思います。だから古来よりスクラップアンドビルドで建物を更新していったのだと思います。
サッピエロさんの言う「昭和モダンの建築を構造を含めて新築」は実現できれば非常に素晴らしいのですけどね…小樽再生のプロジェクトがあった時はまさにバブル時代。日本全国が浮かれすぎていて、文化度の高い手堅い意見よりも、カジノとかF1とかの誘致の方が人々の同意を得そうです。
しかし小樽運河にサケの稚魚を放流はひどい話ですね。誰かが止めないと…


東京帝国ホテルは実はいろいろと欠陥住宅だったらしくて、新築当時から雨漏りもひどかったらしいですね。ライトは仕事を放り出して帰ってしまうし…
ただ、遠藤新とか田上義也のように直接師事を受けた人以外にもライト建築自体に大いに影響を受けた無名の建築家も多かったようで、当時日本全国になんちゃってライト建築があったらしいですね。
1つ現存を確認しているので見に行きたいと思っています。
フェリーの乗船記と洋風建築が一緒に出てくるのはさすがにどうかと思ったのですが、サッピエロさんとお知り合いになる機会になったので、結果的には良かったと思っています。
写真だけ撮って、まだ出していないものがあるので、おいおい出していきます。

http://meduboat.blog102.fc2.com/blog-entry-45.html
こちらの記事に出てくる建物が私一番最初に洋風建築に興味を持つきっかけになったものです。今は誰かの私設記念館となったようで、当分は安心と言ったところです。
最後に先日ベンツで国道1号線を走っていると飛び石でフロントガラスが割れましたw
その後の修理の様子も出していきます。

洋風建築とベンツ

大変な事態。体の方は怪我ありませんでしたでしょうか。自分が気をつけていても
おきるときがあるものなのですね。お察しします。

きっかけとなった建築拝見しました。 見た瞬間、良い、奇麗、歪んでないと思い
ました。歪んでないことが第一条件でしょうかね。
小樽では、木骨石造(モッコツセキゾウ)が多く外壁の石は札幌軟石が多いです。お金持ちは
札幌軟石、ゆとりが無ければ地場小樽産の石(質が荒いです)で造られておりました。

昭和ひとケタになってちらほら鉄筋コンクリートが出てきました。初期のものは不思議な
違和感があるけど、装飾にも配慮があって良いものが残っている感じです。旧日本銀行
も良い建物です。

ロイド風・・・、良く解ります。ただの真似は必ず違和感がありますよね。まねでは無くて
そのデザインの意味を理解して初めて良い本物が出来るでしょうし、解った方やほれて
いる方は物まねは直ぐに解りますよね。プロアマ関係なく解ると思います。

それより、クルマの修理、精神的にもこたえたでしょうが、無事、治る事をお祈りしております。
差し支えない範囲でブログ投稿お待ちしております。。。

Re: 洋風建築とベンツ

サッピエロさん、こんにちは。

私が洋風建築に興味を持つようになった建物に関してですが、当時のオーナー(小児科の先生でした)と偶然にお会いして、「よかったら建物の中も見せてください。」とお願いしたところ、快諾を得ました。
その時におよその建物の建築時期や、かつては洋裁学校だったことなどを割と詳しく教えてくれたのですが、なんとそのわずか数日後オーナーは急逝されました。
ちゃんとオーナーの話も記録しておけばよかったと後悔していますが、そんなこともこの建物に魅かれる原因かもしれません。
小樽の建物は木骨石造が多いのですね。確かに素人なりに外壁に石を利用した建物が多いと感じていましたが、基礎も狂っていなさそうに見えたから土壌も頑丈なところなのでしょうか?地震の心配もそれほど無いところなのでしょうか?

ベンツの件はちゃーんと記事にしますよ。
もうすぐ出てきます。

小樽の地盤、実は・・・。

オーナーとの出会いは単なる偶然ではない様にも感じます。心から大切に思える人との縁です。
ユーボートさんの様に品質に気が付ける人はそうざらにはいません。それと、建物を見る目が
歴建のプロの様に感じます。コメントも実は、ドキッとするような鋭い所を突いているので驚かされ
ています。↓

小樽の建物についても大変鋭いですねえ。古い建物で・・・地盤がよいのでは?とのコメントは
大変大変鋭いです。そんな人は初めて出会いました。あまり知られてないですが、実は運河の
ひろく周辺は平らな所が多かったと思っていると思いますが、そのほとんどは昭和の初めまでに
ほとんどが埋め立てられた所です。
小樽は実は、平らな土地がほとんどない街だったんです。ですから今の観光地はほとんどが
海の底だった所です。

それと、今残っている多くは石造でもゆとりがあってその基礎の下には当時珍しかった木の杭が
敷き詰められています。改修工事をすると残っているのでびっくりしますよ。

ユーボートさん鋭い所ばかりつきます。僕にとってはそちらの方が驚きです。。。


Re: 洋風建築とベンツ

サッピエロさん、こんにちは。

ベンツの記事は間もなく登場予定です。

私は北海道新聞社の小樽の歴史的建築物を集めた写真集を大事に持っているのですが、それを見たら昭和初期の建物でも石材を使ったものが多いのには何となく気づきました。
関東大震災の後、特に煉瓦を建築資材として用いられるのが避けられるようになったと思っていましたが、それでも小樽では石材を材料に使っているところを見ると、入手のしやすさもあるでしょうけど、地盤が頑強であるから大丈夫だという判断があったのかな?とあくまで素人なりの考えを持ちながら小樽を散策したりしましたよ。(違っているのかもしれませんけど)

http://meduboat.blog102.fc2.com/blog-entry-387.html
こちらの記事を見ても分かりますように、私の故郷は戦中戦後までのべつ幕無しに石炭を掘りまくった所です。
土地が非常に脆弱なところが多いので、自然とその辺に注意を払うようになったのかもしれません。

田上義也の戦前の建築も遠藤新の建築もオマージュのつもりで自分で画用紙に書こうとすると、直線基調なのにものすごく難しいのですよね。
ごく最近の建売住宅でもライト風建築なるものを見かけましたが、子供だましなデザインのものもありました。
プロフィール

U-BOAT

Author:U-BOAT
福岡県出身。縁あって静岡県浜松市に住み着いて10年になります。
いろいろなことに挑戦してみたいという気持ちは常にありますが、実力が伴っていません。
凝り性ではありますが、ネットの世界では私よりも知識の深い人はいくらでも居ます。
趣味も旅行を始め、多岐に渡ります。ジャンルにとらわれない少しばかり濃い目のブログを作っていきたいと思います。
ご指導、ご鞭撻よろしくお願いします。 2010年8月

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
最新記事
最新記事
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR