台湾ベスパを起こそうか! Vol.2
この記事はこちらからの続きです。

エンジンです。
おろしたのは今から十ウン年前。クランクも割ったのですが、確か中途半端な事しかしないで再び組んだものです。
ギアプーラーも恐る恐るしか使えないし、部品を分解するときにどの程度力を入れて良いのかも分からなかったのです。

アルミが粉を吹いているのは、社宅に住んでいた頃、置き場に困って10年以上屋外にあったから。

錆びまくっていますね。こんなんでそのまま組むのはどうかな?と思っていましたが・・

ちょっと分かりにくいと思いますが、吸気側と排気側を同じ方向に取り付けていますね。
正解は逆方向です。何やってんだか。これを見てちゃんと分解してやり直す決心がつきました。

まずは後輪ドラムを外します。
24ミリのボルトでとまっていました。これを外すとブレーキが出てきます。

3本のボルトを外すとこんな状態になります。
クラッチを交換するときはここまで外す必要がありますね。

作業の没頭していたので、クラッチを取り外す行程は撮り忘れました。
特殊工具が必要です。この辺はいろんな人の記事がネット上にありますので。

エンジンヘッドとシリンダーを外します。

10数年間屋外放置でしたが、幸い綺麗でした。
良かった、良かった。一応さび付かないように吸気側と排気側の穴は塞いでいたのです。
それから真偽のほどは分かりませんが、台湾ベスパの方がイタリアベスパよりも品質が良いみたいに言われていた記憶もあります。

それではクランクケースを接合するボルトを外していきましょう。
この辺までほとんどのボルト、ナットがM7です。
M7はホームセンターなどでも取り扱いは無くて多少入手困難なので、無くさないように。(実は私もこのエンジンをばらした時、そんな事も知らず足りないナットが発生したのです。部品の管理もしっかりしていなくて、無くすこともたびたびでした。)

左右から軽くプラスチックハンマーで叩いてやると・・
少しずつ広がってきました。

これはちょっと磨いて錆を落としておきましょう。

スナップリングを外してギアを取り出します。台湾ベスパは4速です。このギア比がイタリアベスパのET3と同じなので、たくさんの台湾ベスパが部品取りとして潰されました。
ギアプレートには向きがあるのでちゃんとタイラップで縛っておきました。

ドライブシャフトです。

セレクターの摩耗はそれほどでもないようです。長距離走ったベスパはセレクターの爪が摩耗して加速時にギア抜けするようになります。
しかしせっかくクランクを割るまでしたのだから、今回交換する予定です。

キックレバーの根元もこの錆び具合。
これも軽く錆びを落とすつもりです。

クラッチのカゴも外します。
写真を撮り忘れましたが、外す部品はそれほど多くありません。
外せそうなものから外すとこの工程までたどり着きます。
物凄く難しいと言う訳ではありません。
この記事の続きはこちらをクリック。

エンジンです。
おろしたのは今から十ウン年前。クランクも割ったのですが、確か中途半端な事しかしないで再び組んだものです。
ギアプーラーも恐る恐るしか使えないし、部品を分解するときにどの程度力を入れて良いのかも分からなかったのです。

アルミが粉を吹いているのは、社宅に住んでいた頃、置き場に困って10年以上屋外にあったから。

錆びまくっていますね。こんなんでそのまま組むのはどうかな?と思っていましたが・・

ちょっと分かりにくいと思いますが、吸気側と排気側を同じ方向に取り付けていますね。
正解は逆方向です。何やってんだか。これを見てちゃんと分解してやり直す決心がつきました。

まずは後輪ドラムを外します。
24ミリのボルトでとまっていました。これを外すとブレーキが出てきます。

3本のボルトを外すとこんな状態になります。
クラッチを交換するときはここまで外す必要がありますね。

作業の没頭していたので、クラッチを取り外す行程は撮り忘れました。
特殊工具が必要です。この辺はいろんな人の記事がネット上にありますので。

エンジンヘッドとシリンダーを外します。

10数年間屋外放置でしたが、幸い綺麗でした。
良かった、良かった。一応さび付かないように吸気側と排気側の穴は塞いでいたのです。
それから真偽のほどは分かりませんが、台湾ベスパの方がイタリアベスパよりも品質が良いみたいに言われていた記憶もあります。

それではクランクケースを接合するボルトを外していきましょう。
この辺までほとんどのボルト、ナットがM7です。
M7はホームセンターなどでも取り扱いは無くて多少入手困難なので、無くさないように。(実は私もこのエンジンをばらした時、そんな事も知らず足りないナットが発生したのです。部品の管理もしっかりしていなくて、無くすこともたびたびでした。)

左右から軽くプラスチックハンマーで叩いてやると・・
少しずつ広がってきました。

これはちょっと磨いて錆を落としておきましょう。

スナップリングを外してギアを取り出します。台湾ベスパは4速です。このギア比がイタリアベスパのET3と同じなので、たくさんの台湾ベスパが部品取りとして潰されました。
ギアプレートには向きがあるのでちゃんとタイラップで縛っておきました。

ドライブシャフトです。

セレクターの摩耗はそれほどでもないようです。長距離走ったベスパはセレクターの爪が摩耗して加速時にギア抜けするようになります。
しかしせっかくクランクを割るまでしたのだから、今回交換する予定です。

キックレバーの根元もこの錆び具合。
これも軽く錆びを落とすつもりです。

クラッチのカゴも外します。
写真を撮り忘れましたが、外す部品はそれほど多くありません。
外せそうなものから外すとこの工程までたどり着きます。
物凄く難しいと言う訳ではありません。
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コメント
No title
最近ニューベスパが出ましたね。綺麗ですね。可愛いですね。欲しいですね。
それより電動自転車が欲しいです。
それより電動自転車が欲しいです。
Re: No title
サッピエロさん、こんにちは。
現行ベスパは4stオートマですね。グリップチェンジが好きな人は2stベスパを探すようです。
2stベスパも最終に近くなると触媒を付けているから眠い印象になるとか。
実はヴィンテージモデルは日本向けの限定生産だったようです。
いつ頃からかヨーロッパで人気が出てしまい、逆輸出されて数が減ったようですね。
サッピエロさんが住まわれているところは坂が多いから、電動自転車は有用な気がしますね!
現行ベスパは4stオートマですね。グリップチェンジが好きな人は2stベスパを探すようです。
2stベスパも最終に近くなると触媒を付けているから眠い印象になるとか。
実はヴィンテージモデルは日本向けの限定生産だったようです。
いつ頃からかヨーロッパで人気が出てしまい、逆輸出されて数が減ったようですね。
サッピエロさんが住まわれているところは坂が多いから、電動自転車は有用な気がしますね!