ベスパ コーサのリアブレーキの固着症状の修理

こちらの写真、国道1号線の掛川バイパスで撮ったものです。

実は仕事に行く途中パンクしてしました。
写真はスペアタイヤ交換後の写真です。
車両を横倒しにしてタイヤを交換しているときは追い抜いて行く車やバイクが気の毒そうにこちらを見ていました。写真を撮ろうと思いましたが、まず移動できるようにすることが先だと思ったので無し。
(でも横倒しの写真があった方が、トラブルの真っ最中感が出るので撮ったほうが良かったと後悔しました。)
緩やかな上り坂を走っていて、やたらとスピードが乗らないな?ひょっとしてエンジントラブル??と思っていたら、急にパンクしました。
タイヤ交換をしようとしたらリアタイヤが固着状態で、ドラムから煙が出るくらいに熱を持っていました。どうやらリアブレーキが固着したようでした。リアタイヤをあちぃあちぃ言いながら交換しているうちに固着も解除されてしました。
無事帰る事は出来ましたが、固着の原因は何だ??

リアホイールのブレーキ系のオーバーホールをすることにしました。
リアを触る時は、まずフロントタイヤを外して・・

それからエンジン下をジャッキアップすると、作業しやすいレベルまで持ち上げることが出来ます。

ドラムを外しました。
前回交換していたブレーキホイールシリンダーからはブレーキオイル漏れなどはなさそうです。

ホイールシリンダーからピストンを外しました。
これがブレーキを解除しても戻らなかったという事です。

中を見ても綺麗ですね。かじった後も無い。
しょうがないから取り敢えずブレーキラバーグリスでしっかり養生して(滑りを良くしたつもり)元に戻しました。
手が汚れまくるから写真は無し。

それからパンクしたリアタイヤのチューブが届いたので、チューブ交換もしました。
ミシュランのチューブを利用したのはイタもの、フラものにしか興味が無い訳では無く、日本製のチューブだとホイールとエアバルブが干渉するから、出来ればミシュランの純正指定のチューブの方が良いと思ったからです。

ブレーキを引きずって、高熱になってチューブがバーストしたのではないかと言う予想は当たっていたようです。
バルブが根元からちぎれていました。高熱に堪えられなくなったのでしょう。

それからドラムとホイールの結合部と思われるところにも2か所亀裂が入っていました。
一応その後それなりの距離を乗りましたが、今のところ同じ症状は再発していません。
ベスパコーサはこれまでのピアッジオ社のビッグスクーターモデルのベスパPシリーズに取って代わるモデルになるはずでした。
主にブレーキ関係を刷新して日本製スクーターに対抗しようとしたのですが、どうもこのブレーキ関係のトラブルが多くてこけたようです。
思えば私のブログでもコーサのメンテナンス記事はブレーキの事ばかりw
でも、これからコーサに乗ろうと思うマニア
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