平成30年3月 故郷の豪邸を訪ねる旅 Vol.2

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翌朝です。こんな時間に目を覚ましました。

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浜松だともう明るい時間ですが、さすが西に移動して来ただけあってまだ暗いですね。







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東の空は明るいから、これから夜が明けます。

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お風呂に入ろうと思ったら、出入り口の前に居た背筋のピンと伸びたおじいさんがニコニコしながらこちらに近付いてきました。
「お風呂は7時からしか開かんちよ。」だそうです。
懐かしい北九州の方言だ。
見ず知らずの私に何のためらいも無く話しかけるなれなれしい所もいかにも北九州の人と言う感じだ。
私にもそんな時代がありました。

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少し待つな。天気も良い事だし、ちょっと外に出てみました。

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多分あれが見えると思う。

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名門大洋フェリーの第2便ですね。

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船内に戻ったタイミングでちょうどお風呂の鍵が開錠されたようです。
大抵少し早めに開放されますね。

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「ニューながと・ニューあかし」が現役だった晩年は、こちらの船のお風呂はかなり近代的に見えました。
それなりに古く見えてきたと思います。

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良い湯でした。

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お風呂から出てきた時間でこのくらい。

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今度ははっきり見えました。

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それでは朝食を摂りに行こう。

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昨日は食べ過ぎたしな、あっちに見えるのはフレンチトーストだな。
そこまでしなくてもいいかな・・

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この辺の魚は美味そうに見えるのね。

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無理せんとこう。

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昨日と同じグリルへ。

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朝粥定食500円にしました。

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あと、これ。ハムエッグ250円。

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朝粥定食、軽めに済ませたい人にはぴったりですが、ご飯のお供系をすべて食べてしまうと後で結構喉が渇きますよ。

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御馳走様でした。美味しゅうございました。

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第2便だとかなり時間に余裕を感じますね。
着岸は午前8時30分です。

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部屋に戻って、外を覗いてみると、新門司フェリーターミナルが見えてきました。

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この辺からかなり速度を落とすので・・

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名門大洋フェリーの第2便もかなり近づいてきます。

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そろそろ船内が慌ただしい雰囲気になってきました。

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こんな時間になって車両甲板開放の放送がありました。
外に出よう。

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車両甲板開放の放送があってから出てきた方が、長い行列に並ばなくて済むからこちらの方が良いと思っています。

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車に乗り込んでエンジン始動。

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車両の移動が開始されるまでに目的地をセット。
番地は違うのですが、周防灘に面した大分県近くの築上町に向かいます。

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比較的直ぐに移動開始。

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ここは徐行。
バイクで乗船の方は(特に雨の日は)滑りこけるときがあるから要注意。

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ありがとうございました!

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ターミナルで同行者を拾ったら、移動開始。

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少々時間調整が必要なので、高速道路ではなくて、一般道路で移動します。

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築上町に入ってきました。

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正確な住所は事前にチェックしなかったものだから、ちょっとだけ迷いましたが・・

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どうやら到着したようです。

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旧蔵内邸です。

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この神社の鳥居をくぐって邸宅に向かうようですね。

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神社そのものは無人のかなり規模の小さなもの。
この参道は多分蔵内家が整備したんでしょうね。

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その横に蔵内邸があります。

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玄関部分のアップ。

旧藏内邸は明治時代から昭和前期まで福岡県筑豊地方を中心に炭鉱を経営し、また大分県などで錫や金の鉱山も経営した藏内次郎作、保房、次郎兵衛の藏内家三代の本家住宅です。(築上町のホームページより)

炭鉱経営者になる以前の蔵内家は日本を代表する名門家の一つ宇都宮家の庶流豊前宇都宮家(城井氏)に仕えた武家で、関ケ原以降は帰農し、この地域の豪農家だったようです。
明治時代に入って炭鉱経営に乗り出し成功した次第。

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建物自体はもともと豪農のお屋敷を増築したもの。
こちらは増築した後にメインで使われた玄関。

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その玄関の広間は12畳。
炭鉱経営者の邸宅としては最大規模。

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3月下旬までは雛飾りの展示がある模様。

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どうやらガラスはすべてオリジナルの吹きガラスのようですね。

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雛飾りは比較的近代のものがばかり、数が少なくていつぞやの伊藤伝衛門邸みたいなものとはだいぶ差が有りました。(詳細はこちらをクリック

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こちらはつるし雛。狭い家で飾る雛飾り。
福岡では柳川市周辺の「さげもん」が有名です。

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やったらめったら広いのですが、蔵内家が経営した炭鉱は田川市周辺ですから豊前市のこことはちょっと離れています。
ここはお客さんを招く迎賓館のような役目をしていたと伺いました。

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トイレと・・

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高い天井のお風呂。
冬場は凍えながら入ったのではないかと・・

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お風呂の横の脱衣場でさえ4畳半。

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この建物の売り物の一つですが・・

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金唐革紙があります。(写真は工作過程を模式的に示したもの)
九州にはここだけ。他でも国会議事堂や岩崎邸などなど現存するものはごく少数のもの。(熱心に写真を撮るから途中でボランティアガイドさんが近寄って来て、いろいろ喋ってくれました)

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仏間に貼られていて、間近で見ることはできるのですが、撮影禁止。
遠くから離れて望遠で撮影してみました。

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一部2階もあり。
ちょっとした理由があって、非公開。

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こちらは増築前、豪農時代の蔵内邸の玄関だった場所。
その脇の蔵の中には炭鉱創業家としての蔵内家の歴史についての展示がありました。(撮影禁止)

帰り間際に邸宅内のトイレの場所をガイドの方に聞いたのですが、3カ所あるとのことでした。
建物の規模の割にはトイレは少なかったのね。

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それから、吹きガラスの一枚に蟻(🐜)がいることも教えてくれました。
製作過程で落ち込んだものだそうです。100年前の蟻ですね。

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庭に回ってみました。

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明治時代に入って石炭開発で大成功をおさめた蔵内家でしたが、栄華を極めて時期は比較的短かったようですね。

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昭和初期の昭和恐慌の時に経営が立ちいかなくなったため、事業を古河鉱業に譲り、会社を解散させました。

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(元の玄関)
その時にこの建物も人手に渡り、実際に違う方が8年ほど住まわれていたようです。また、料亭として使われた時期もあるようです。非公開部分はその時期に現代風にリフォームされているところのようですね。

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(下見板の洋風建築の蔵部分)
事業内容の事、その後の歴史の事、そんな事がこの蔵の中の展示物に示されています。

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その後の蔵内家の事ですが、ある人は東京方面へ、ある人は北九州市内でとみなさんそれぞれに頑張っていらっしゃるとのこと。因みに付近に蔵内家の代々の墓があり、現在でも子孫の方がお墓参りに集まっているとのことでした。




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コメント

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重厚な建物ですね。 瓦をふきかえて湿度の管理さえ出来れば100年以上行くかな!
木造建築最高。鉄筋コンクリートは丈夫と勘違いしている人がほとんど。何回建かでもずいぶん変わるけどしんど五。一回だけで初期の体力半減ですからね。あまり言わない約束の様になっているけど、私なら10回建を変える様な建物には絶対に住まないなぁ。

Re: タイトルなし

サッピエロさん、こんにちは。

この建物は平成25年頃に一般公開されたものです。
近年まで個人の所有でしたが、築上町に寄付されたようですね。その心意気にも感謝です。

No title

こんばんは.露天風呂完備のフェリーが登場してしまいましたので,内湯だけですとどうしても物足りなく見えるのかもしれないですね.知らなかったころにはもう戻れないですね...

No title

ハムエッグ250円、目玉焼き150円。いつも目玉焼きを選んでいます。
どことなく値段のバランスが変なところがありますよね。

Re: No title

あきらさん、こんにちは。

阪九フェリーのグループ会社では露天風呂付きの大型フェリーを次々に就航させていますね。
多分新日本海フェリーの「すずらん・すいせん」の露天風呂が評判良かったのでしょう。あちらは昼間の誰もお風呂に居ない時間帯に露天風呂に入ると周りは真っ青な日本海!ですから、気持ち良さも格別です。

Re: No title

こうじさん、こんにちは。

値段設定が多少おかしい・・は同感です。
泉大津航路の船の夕食も異様にお値打ちなものが有ったり、そうでないものも。
でもちゃんと選んで食べる人がいるから、その人の嗜好にあったものなんだと思います。

No title

「無理せんとこう」とか「滑りこける」とか、故郷に帰ると自然にでますよね。
懐かしか~。

Re: No title

ぢぢさん、こんにちは。

久しぶりの北九州を巡る旅だったので、意識して方言を使ってみました。
「ぶちくらすぞ!」を北九州のサッカーサポーターが使って物議を醸し出していましたね。
プロフィール

U-BOAT

Author:U-BOAT
福岡県出身。縁あって静岡県浜松市に住み着いて10年になります。
いろいろなことに挑戦してみたいという気持ちは常にありますが、実力が伴っていません。
凝り性ではありますが、ネットの世界では私よりも知識の深い人はいくらでも居ます。
趣味も旅行を始め、多岐に渡ります。ジャンルにとらわれない少しばかり濃い目のブログを作っていきたいと思います。
ご指導、ご鞭撻よろしくお願いします。 2010年8月

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