平成29年12月 北部九州の温泉をまわる旅 Vol.2
この記事はこちらからの続きです。

翌朝です。午前6時くらいに起きました。
天気予報通り曇り空です。

今回は朝風呂はパス。

朝食を摂りに行こう。

レストランの営業開始は着岸2時間前の午前6時半からでした。
行列に並んだ直後から入場開始。

さて、何にしようかな。

フレンチトーストは前回頂いた。(詳細はこちらをクリック)
今回も見本と違ってチョコレートソースが乗っていなかったけど、サラダドレッシングがあるところにチョコレートソースが置いてありました。前回もチョコソースがかかっていないと思ったんですが、私がそれに気づかなかったんですね。
お好みに合わせてブリャブリャかけても良いようです。


この辺はいつもと変わりないようだけど・・

エッグベネディクト?
何だろう??

精算を済ませて昨日と同じグリルへ。

・・・と言うことで

今回はブログのネタにするためもあって、エッグベネディクトにしてみました。

単品だと450円。コーヒー付きだと600円だったと思います。
ところでベネディクト。

こちらのベネディクトを想像していましたが、違うようですね。(写真はローマ法王ベネディクト16世)

食べ物のほうではないベネディクトは迫力があります。

ロシアのプーチン大統領とがっぷり4つの面談をなされたそうですね。この写真も好きだけど・・

このコラージュ大好き。
たったそれだけが良いたくてこいつを選びました。

それからパンプキンスープ250円。

エッグベネディクト、フランスパンみたいなものの上に乗っているので、手で掴んで一口食べてみました。
半熟卵が良い感じ。

手づかみはやっぱり行儀が悪いのかな?
ナイフとフォークで食べてみました。パンが固くて食べにくい感じ。
でもこれ、美味しいです。温めたらもっと美味しかったかも。

コーヒーはお代わりしました。

御馳走様でした。美味しゅうございました。

部屋に戻ろう。
午前8時半着岸だからゆっくりできます。

因みに出口が団体さん専用入り口ですね。
入り口からだとアラカルトのレーンに入るから、当たり前と言えば当たり前です。

この日は寒波到来で、かなり寒かったです。
曝露甲板には出ずに外を見ていたら・・

名門大洋フェリーの第1便が沖だしされていました。

引退したフェリーおおさか・きたきゅうしゅうと比較するとモダンに見えるのですが、そのうちちょっとレトロな雰囲気に変わってくるんでしょうか?

この時間になると・・

新門司フェリーターミナルが見えてきました。


ポカリスウェットの宣伝で使われた船だ。

シャープな印象です。
出来れば乗りたいな。



そろそろ鍵を返しに行こう。


一般徒歩客さんはそれほど多い印象ではありませんでした。

ここはやっぱり優雅にエレベーターでしょ。せっかく特等室を使ったんだし。

こちらは徒歩客さんたち。

こちらはドライバーさんたち。しずしずと動き出しました。

旅行記をまとめている最中にふと思ったんだけど、これだけ貨物が多いのはフェリーさんふらわあの「ぱーる」が機関故障で運休中だったからなんだろうか。

私の車の駐車の仕方ですが・・

シャシーギリギリまで下がって写したのがこの写真。
これを見たら、本当にキツキツだったのだとわかるでしょう?

ちょっと怖いけどサイドバイザーは既に開いていました。

乗り込んでエンジン始動。

取り敢えず、まず下船後の最初の目的地をセット。

乗り込んでエンジン始動。
下船開始になっても、船尾部に居る私たちの番はなかなか巡って来ず・・

暫く待ってようやく動き出したようです。

やっと貨物シャシーの1レーンがはけたらそこから下船となりました。


1カ月ぶりの九州上陸です。

同行者を拾ったら移動開始。

新門司ICから九州自動車道へ流入。

ズズズズズ・・・
九州自動車道でひたすら熊本方面へ。天気予報はきっちり辺りで雨がちのようです。この日は全国的に寒波到来の影響で雨または雪だったようでした。

古賀SAでトイレ休憩と早速のお土産購入。

福岡ICを通過したら熊本に向かって南下。
太宰府周辺は九州内の高速道路としては珍しく交通量が多いため、3車線です。

南関IC付近になると交通量はがた減り。

その南関ICを出ると一路山鹿市方面へ。

山鹿市の中心街が近くなると、見えてきました。
山鹿温泉の公衆浴場に入るつもりでやって来たのです。

公衆浴場の無料駐車場に駐車。

今回利用する温泉はあれ。

まわりこんだらこんな感じ。

山鹿温泉「さくら湯」です。
全国的にはマイナーかもしれませんが、山鹿温泉の公衆浴場「さくら湯」は昭和40年代まで残っていた姿に復元されていました。

到着したのはこの時間。新門司ターミナルから2時間ちょっとで到着した計算です。

自動販売機で入浴券を購入。
大人1人300円。同行者は安いですねと言いましたが、私は高いなと思ってしまいました。
私が九州に居た平成10年代初頭は別府の公衆浴場は50円でした。

番台の所にちょっとした解説の掲示板がありました。
もともとは熊本細川藩の温泉併設の休憩施設だった通称「お茶屋」を明治時代になって一般市民に開放したものです。

昭和30年代頃と思われる集合写真。楽しそうw

取り壊される直前の写真のようです。

昭和46年頃に山鹿市内で大火事があって、老朽化した大型木造建築だったさくら湯は市民から惜しまれながら再開発のため取り壊されたのだそう。
旧「さくら湯」を懐かしむ声は大きく、長年の願いかなって平成25年に復元建築が作られたのだそうです。
この掲示板にそんな感じの事が書かれていました。

これがその後に建てられた鉄筋コンクリートの温泉施設新型「さくら湯」。
実は大学生の頃に利用したことがありました。何で入り口だけこんなに立派なんだと思いましたが、そういう謂れがあったんですね。
下にチラッと夏目漱石も利用したと書かれていますが、夏目漱石は晩年はずっと旧制5高(現在の熊本大学)で教鞭をとりました。
道後温泉みたいに小説の題材にこのさくら湯の事も書いておけばきっと残ったのだと思います。
中はと言うと天井も高く、かなり広い湯船がありました。お客さんはタイミング良く私たち以外はほとんどおられず、是非に写真を撮りたかったのですが、我慢しました。
オリジナルと同様足元湧出の温泉を再現していて非常に気持ちが良かったです。

因みにここにはお殿様専用の湯船も再現されています。



ここも一応入れるように脱衣場とロッカーも用意されていました。
見学だけですよと念押しされましたけどw

お殿様専用休憩施設かな。

最後に全景も撮っておきました。
山鹿温泉は付近に全国的に有名な黒川温泉もあるから、ちょっとマイナーな印象をぬぐえませんが「さくら湯」の利用料金も安いし、これを機会に観光客さんがたくさん来たらいいですね。

さっぱりしたことだし、ちょっとだけ市内を散策しましょうかね。
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翌朝です。午前6時くらいに起きました。
天気予報通り曇り空です。

今回は朝風呂はパス。

朝食を摂りに行こう。

レストランの営業開始は着岸2時間前の午前6時半からでした。
行列に並んだ直後から入場開始。

さて、何にしようかな。

フレンチトーストは前回頂いた。(詳細はこちらをクリック)
今回も見本と違ってチョコレートソースが乗っていなかったけど、サラダドレッシングがあるところにチョコレートソースが置いてありました。前回もチョコソースがかかっていないと思ったんですが、私がそれに気づかなかったんですね。
お好みに合わせてブリャブリャかけても良いようです。


この辺はいつもと変わりないようだけど・・

エッグベネディクト?
何だろう??

精算を済ませて昨日と同じグリルへ。

・・・と言うことで

今回はブログのネタにするためもあって、エッグベネディクトにしてみました。

単品だと450円。コーヒー付きだと600円だったと思います。
ところでベネディクト。

こちらのベネディクトを想像していましたが、違うようですね。(写真はローマ法王ベネディクト16世)

食べ物のほうではないベネディクトは迫力があります。

ロシアのプーチン大統領とがっぷり4つの面談をなされたそうですね。この写真も好きだけど・・

このコラージュ大好き。
たったそれだけが良いたくてこいつを選びました。

それからパンプキンスープ250円。

エッグベネディクト、フランスパンみたいなものの上に乗っているので、手で掴んで一口食べてみました。
半熟卵が良い感じ。

手づかみはやっぱり行儀が悪いのかな?
ナイフとフォークで食べてみました。パンが固くて食べにくい感じ。
でもこれ、美味しいです。温めたらもっと美味しかったかも。

コーヒーはお代わりしました。

御馳走様でした。美味しゅうございました。

部屋に戻ろう。
午前8時半着岸だからゆっくりできます。

因みに出口が団体さん専用入り口ですね。
入り口からだとアラカルトのレーンに入るから、当たり前と言えば当たり前です。

この日は寒波到来で、かなり寒かったです。
曝露甲板には出ずに外を見ていたら・・

名門大洋フェリーの第1便が沖だしされていました。

引退したフェリーおおさか・きたきゅうしゅうと比較するとモダンに見えるのですが、そのうちちょっとレトロな雰囲気に変わってくるんでしょうか?

この時間になると・・

新門司フェリーターミナルが見えてきました。


ポカリスウェットの宣伝で使われた船だ。

シャープな印象です。
出来れば乗りたいな。



そろそろ鍵を返しに行こう。


一般徒歩客さんはそれほど多い印象ではありませんでした。

ここはやっぱり優雅にエレベーターでしょ。せっかく特等室を使ったんだし。

こちらは徒歩客さんたち。

こちらはドライバーさんたち。しずしずと動き出しました。

旅行記をまとめている最中にふと思ったんだけど、これだけ貨物が多いのはフェリーさんふらわあの「ぱーる」が機関故障で運休中だったからなんだろうか。

私の車の駐車の仕方ですが・・

シャシーギリギリまで下がって写したのがこの写真。
これを見たら、本当にキツキツだったのだとわかるでしょう?

ちょっと怖いけどサイドバイザーは既に開いていました。

乗り込んでエンジン始動。

取り敢えず、まず下船後の最初の目的地をセット。

乗り込んでエンジン始動。
下船開始になっても、船尾部に居る私たちの番はなかなか巡って来ず・・

暫く待ってようやく動き出したようです。

やっと貨物シャシーの1レーンがはけたらそこから下船となりました。


1カ月ぶりの九州上陸です。

同行者を拾ったら移動開始。

新門司ICから九州自動車道へ流入。

ズズズズズ・・・
九州自動車道でひたすら熊本方面へ。天気予報はきっちり辺りで雨がちのようです。この日は全国的に寒波到来の影響で雨または雪だったようでした。

古賀SAでトイレ休憩と早速のお土産購入。

福岡ICを通過したら熊本に向かって南下。
太宰府周辺は九州内の高速道路としては珍しく交通量が多いため、3車線です。

南関IC付近になると交通量はがた減り。

その南関ICを出ると一路山鹿市方面へ。

山鹿市の中心街が近くなると、見えてきました。
山鹿温泉の公衆浴場に入るつもりでやって来たのです。

公衆浴場の無料駐車場に駐車。

今回利用する温泉はあれ。

まわりこんだらこんな感じ。

山鹿温泉「さくら湯」です。
全国的にはマイナーかもしれませんが、山鹿温泉の公衆浴場「さくら湯」は昭和40年代まで残っていた姿に復元されていました。

到着したのはこの時間。新門司ターミナルから2時間ちょっとで到着した計算です。

自動販売機で入浴券を購入。
大人1人300円。同行者は安いですねと言いましたが、私は高いなと思ってしまいました。
私が九州に居た平成10年代初頭は別府の公衆浴場は50円でした。

番台の所にちょっとした解説の掲示板がありました。
もともとは熊本細川藩の温泉併設の休憩施設だった通称「お茶屋」を明治時代になって一般市民に開放したものです。

昭和30年代頃と思われる集合写真。楽しそうw

取り壊される直前の写真のようです。

昭和46年頃に山鹿市内で大火事があって、老朽化した大型木造建築だったさくら湯は市民から惜しまれながら再開発のため取り壊されたのだそう。
旧「さくら湯」を懐かしむ声は大きく、長年の願いかなって平成25年に復元建築が作られたのだそうです。
この掲示板にそんな感じの事が書かれていました。

これがその後に建てられた鉄筋コンクリートの温泉施設新型「さくら湯」。
実は大学生の頃に利用したことがありました。何で入り口だけこんなに立派なんだと思いましたが、そういう謂れがあったんですね。
下にチラッと夏目漱石も利用したと書かれていますが、夏目漱石は晩年はずっと旧制5高(現在の熊本大学)で教鞭をとりました。
道後温泉みたいに小説の題材にこのさくら湯の事も書いておけばきっと残ったのだと思います。
中はと言うと天井も高く、かなり広い湯船がありました。お客さんはタイミング良く私たち以外はほとんどおられず、是非に写真を撮りたかったのですが、我慢しました。
オリジナルと同様足元湧出の温泉を再現していて非常に気持ちが良かったです。

因みにここにはお殿様専用の湯船も再現されています。



ここも一応入れるように脱衣場とロッカーも用意されていました。
見学だけですよと念押しされましたけどw

お殿様専用休憩施設かな。

最後に全景も撮っておきました。
山鹿温泉は付近に全国的に有名な黒川温泉もあるから、ちょっとマイナーな印象をぬぐえませんが「さくら湯」の利用料金も安いし、これを機会に観光客さんがたくさん来たらいいですね。

さっぱりしたことだし、ちょっとだけ市内を散策しましょうかね。
この記事の続きはこちらをクリック
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コメント
No title
古賀で買ったお土産は博多通りもんでしょうか?
この後は有明フェリーで島原方面かなって思ってます
この後は有明フェリーで島原方面かなって思ってます
No title
それから沈没船から出てきたような時計がかっこいいっす
Re: No title
こうじさん、こんにちは。
鋭いですね。この後島原に渡ります。
こうじさんのブログを見て、ふと行ってみたくなりました。
お土産は博多通りもんも買いました。通りもんは世代の新しいお土産ですが、昔ながらのお土産も結構いいものが有ります。いつかこのブログで紹介します。
鋭いですね。この後島原に渡ります。
こうじさんのブログを見て、ふと行ってみたくなりました。
お土産は博多通りもんも買いました。通りもんは世代の新しいお土産ですが、昔ながらのお土産も結構いいものが有ります。いつかこのブログで紹介します。
Re: No title
こうじさん、こんにちは。
この時計はジャンクボックスに有ったものです。シチズンエースと言う昭和30年代の中級品の位置付けだった時計です。当時の時計は防水では無かったから、酷使されると汗が浸入してこんな感じになりますね。
暇な時に分解修理してみたら、かなり高精度に動くようになってしまいました。
その辺はさすが日本製だと思ってしまいます。
この時計はジャンクボックスに有ったものです。シチズンエースと言う昭和30年代の中級品の位置付けだった時計です。当時の時計は防水では無かったから、酷使されると汗が浸入してこんな感じになりますね。
暇な時に分解修理してみたら、かなり高精度に動くようになってしまいました。
その辺はさすが日本製だと思ってしまいます。
No title
おはようございます.エッグベネディクトとベネディクト16世のくだりで大笑いしてしまいました(笑).
別府温泉,最近は100円です.私は安いと思いますが,地元の人からは高いと思われるのかもしれないですね.
別府温泉,最近は100円です.私は安いと思いますが,地元の人からは高いと思われるのかもしれないですね.
Re: No title
あきらさん、こんにちは。
エッグベネディクトなる食べ物が昔からあったとは露知らず、ローマ法王とゆかりのある食べ物だと本気で思っていました。
阪九フェリーは船それぞれにオリジナルメニューがあるのは楽しいです。
別府市民の方にとっては50円で入れた温泉が、100円に値上がりしたのだから、大変なインフレ現象だったと想像します。
エッグベネディクトなる食べ物が昔からあったとは露知らず、ローマ法王とゆかりのある食べ物だと本気で思っていました。
阪九フェリーは船それぞれにオリジナルメニューがあるのは楽しいです。
別府市民の方にとっては50円で入れた温泉が、100円に値上がりしたのだから、大変なインフレ現象だったと想像します。
No title
寄棟の姿が美しい。軒先先端すべて…。
車のヘッドレスト全てが同じく差別のないデザインにかつてあこがれたことも。
車のヘッドレスト全てが同じく差別のないデザインにかつてあこがれたことも。
Re: No title
サッピエロさん、こんにちは。
さすが元設計にかかわった方らしい意見ですね。
私みたいな素人だと昭和初期までの洋風建築の方がまだわかりやすいのですが、こんな建物が現存していたら、山鹿温泉の認知度も違ったものになったのかもしれませんね。
道後温泉本館よりも先に建てられていて、その後の改修工事には道後温泉本館を建てた棟梁さんたちが関わったそうです。
さすが元設計にかかわった方らしい意見ですね。
私みたいな素人だと昭和初期までの洋風建築の方がまだわかりやすいのですが、こんな建物が現存していたら、山鹿温泉の認知度も違ったものになったのかもしれませんね。
道後温泉本館よりも先に建てられていて、その後の改修工事には道後温泉本館を建てた棟梁さんたちが関わったそうです。