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平成18年の回想録 Mercedez Benz W116 280SE vol.5

エアコンの修理に関しては事前に修理工場より外注に出すため値段が高くなる旨を伝えられていました。
理由は以下の通りです。

ダッシュボードを外すのは決して難しい作業ではないが、この車一台に時間をずっと割くわけにはいかないので時間が掛かることになる。
古い世代のベンツはダッシュボード内に左右に大きなフレームが走っており、必然的にこれも外すことになる。
このフレームがボディ剛性を出すのに重要な役割を果たしているため、外した後の作業は急がないとボディにゆがみを生ずる恐れがある。
かつて同世代のベンツのダッシュボードを外す整備をしたとき、このフレームを外したまま作業を終え、翌日工場を開けてみたらゆがみのためフロントガラスにクラックが入っていた・・・

これだけ理論整然と説明を受ければ普通に納得できるもの。急がないのでどうぞごゆっくりとだけ伝えていました。
そして待つこと暫し・・・
平成18年11月に車が仕上がったという連絡が入りました。

早速阪九フェリーのマリンメイトクラブカードを工場に送りつけ、阪九フェリーで神戸港に送ってもらいました。私も同日仕事が終わって神戸港へ向かいました。
約2ヶ月ぶりにベンツと面会しました。

エンジン始動。
エンジンは少し長めのクランキングと共に目覚め、今までになかった感じで静かに回っています。
ATセレクターをドライブに入れてアクセルを踏み込むとグイッと加速し始めました。馬力が相当にアップしているような錯覚でした。
これがこの車の本来の調子だったようです。最初はヘッド形状が違うエンジンヘッドが届いたのかと思ってしまいました。

明細書を見ました。
エンジンヘッド交換代と各種調整込みで3万円くらい。
エアコン修理代が38万円くらいでした。ベンツのエアコンの修理を受け付けるところが福岡市内にあるそうです。
せっかくここまでやるのだからとボロボロになったエアコンの送風フラップも張り替えたのだとか。
エアコンのスイッチをオンにすると強烈な冷風が出てきました。

良かった、これで暫くは安心だ・・・という幸せな気持ちで帰途に着きました。
浜松西インターで高速を降り、信号待ちをしているとエンジンルームから
ドカッ!ゴンッ!バキッ!・・・シュッ・シュッ・・・シュシュッ・・と音がし始めました。
信号待ちをしているほかの車の人たちもこちらを見ています。

旧車に乗り続けると苦労は耐えないのです・・
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プロフィール

U-BOAT

Author:U-BOAT
福岡県出身。縁あって静岡県浜松市に住み着いて10年になります。
いろいろなことに挑戦してみたいという気持ちは常にありますが、実力が伴っていません。
凝り性ではありますが、ネットの世界では私よりも知識の深い人はいくらでも居ます。
趣味も旅行を始め、多岐に渡ります。ジャンルにとらわれない少しばかり濃い目のブログを作っていきたいと思います。
ご指導、ご鞭撻よろしくお願いします。 2010年8月

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