W116 280SE ベンツのウオッシャータンクのリペア

エンジンルーム内の進行方向に向かって右側にあるこの白いタンク。

ウオッシャータンクです。

ホットボンドで穴をふさいでみましたが(詳細はこちらをクリック)、案の定亀裂が出来ていました。
プラスチック部品がPP(ポリプロピレン)っぽいですね。
ホットボンドでも2液性の強力な接着剤を使っても、大概くっ付きません。

亀裂自身をはんだごてで溶かしてみました。
ちょっと大きな穴が開いている部分は上手く塞げないみたい。

タイラップを溶材に使ってみたら結構溶け込んでいるみたい。
結果的には完全には穴をふさぐことはできませんでした。直径7ミリ程度の欠損した穴があったからです。
しかし、亀裂はどうやらタイラップとベースのプラスチックを溶かし込んで塞ぐことはできたようです。

それから本格的な夏シーズンを迎える前にエアコンのガス補充もしてみました。
3年前の夏に250mlのサービス缶と100mlの補充缶を入れておきましたが、その後少々エアコンに効きが弱くなったと感じたからです。
今回は400mlのサービス缶と100mlの補充缶(スニソオイル入り)のトータル500ml補充しました。
ちゃんとちゃんとのR12フロンガスです。

私の車のエアコンコンプレッサーは古めかしいヨーク式ですが、これには代替フロンガスはオイルシールからのガス抜けが起こりやすいという記事をどこかで読んだ気がするのですが、もう見つけることが出来ません。
ヨーク式コンプレッサーを使う人も非常に少なくなったからでしょう。
とにかくR12フロンガスの方が適しているそうです。

フロンガス補充後エアコンスイッチを入れると、あっという間に結露してきました。さすがにR12フロンガスは冷えますね。

しかしバッテリーに付いている汚れ、これは多分直ぐ脇にあるエアコンのコンプレッサーのクランクシール部分から吹いたスニソオイル(エアコンオイル)だと思います。コンプレッサーからフロンガスとともに少しずつ漏れているんだと思います。
ただし、3年に1度の補充で済むのだからこれで良いかなと・・・

バッテリーの汚れは綺麗に清掃してみたのですが、その後1000キロほど走ってみて、あからさまなオイルの付着は無く、フロンガスも許容範囲内の漏れしかないのかもしれません。
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