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W116 280SE 初めての個人輸入と一回目のユーザー車検

どう見てもボロボロに腐りきっているマフラーの代わりを(安価で)手に入れる方法を考えて見ました。
国内のマフラー工房に発注してステンレス製やはたまたチタン製のマフラーを特注すれば今後ずっと困ることは無いと思ったのですが、22年落ちの大古車を手に入れた直後から大枚をはたく勇気はありませんでした。

そこで個人輸入に頼ってみることにしました。
ヤナセの正規輸入車は当時アメリカ向けのバージョンとほぼ同じ諸元の物が多いと聞いていました。
そのためアメリカの部品商をいろいろ調べてみたらAdsit Companyという会社が古いベンツの部品のストックを持っているという情報を手に入れました。
そこで、この会社のホームページにアクセスしてみると、確かに私の車のマフラーの在庫があります。しかも安いです。二つ合わせて5万円弱。
他には手が無いとこの会社に発注を掛けました。
私のクレジットカードの番号を入力して送信完了、submitの文字が出たから受注で来ていると思うのですが、何の連絡もありません。せめてオーダーありがとうとかそんな連絡も無く、見積もりがこうだとか、いつ発送したとかそんな連絡さえ一切ありませんでした。すっごく心配になりましたが背に腹は変えられぬと待ってみることにしました。

待つこと2週間あまり、突然福岡空港そばにある○○通運から電話がありました。私の荷物がアメリカから届いている、通関手続きの手数料は2万円だが手続きをする代わりにサービスで自宅まで持って来てあげると・・・。
「その代わりに」とは何だぁ?だいたい国内外の運送業者が提携している場合はいずれかの運送業者が金を取った場合は、他方の業者はタダで配送を担うもの・・(例えば海外に手紙を送るとき、国内で国際郵便の料金を払うのみで日本国内と送った先の国にそれぞれ料金は払わないですよね)
その○○通運の言い方が気に入らなくて「(いまだかつてしたことは無いけど)自分で通関手続きをしてみます。」と言ってしまいました。

2日後、仕事を早くに切り上げて福岡空港へ。○○通運の支店でインボイスなど関係書類をもらって税関窓口に行きました。自動車部品には関税が掛からないことなどここではじめて知りました。お役所の彼らは書類を書く手伝いはしてくれません。だって一人にしてあげたらみんなにしてあげなくてはならなくなりますから。
日本国内から発注したので、マフラーの代金分の消費税は最寄の銀行で払う必要がありました。(税関では直接お金は受け取らないことになっているようです。)
その後、少し離れた福岡空港の倉庫に行って2日分の保管料なども支払い、無事通関。
送料なども込みで総額7万円足らずで済みました。

マフラーはリアマフラーがボーザルというアメリカ製の社外品で、センターマフラーがアンサでした。イタリア製ですね。日本からアメリカに発注を掛けて届いた部品がイタリア製・・なんのこっちゃ。

その後、私のバイクの悪友(といっても一回り年上なのですが)の方とともにマフラーを交換。
22年間一度も緩めたことの無いボルト類を緩めるのは大変な苦労でした。
長年の風雨にさらされ錆だらけになったステーなどもホームセンターに有る部品などを駆使して代用品を作りました。
そして車検場へ。途中のテスター屋さんでライト光軸の調整だけして、車検に挑みました。
リアブレーキがやや甘いなど多少の問題はありましたが、無事合格。
部品代などあわせても18万円程度でこのクルマを乗り出すことになりました。
しかし、まぁ前オーナーのときの工場、部品代だけで38万といったみたいだけど、残りの18万とはいったい何のことだったんだろうか・・怪しい工場だといまでも思っていたりしています。

マフラー

写真は9年後、現在のマフラーの写真です。交換前にジンクリッチスプレーでしっかり養生したのですが、結構錆が出ています。ここの対策は今後の課題としています。

W116 280SEを手に入れたときのこと

この車を手に入れたのは平成14年の冬だと記憶しています。
多分私の故郷の町で登録している車で普段の足として動いている車としては最古級だったんではないでしょうか?
市内に黒くて古いベンツが走っているのは知っていましたが、その持ち主は偶然にも私の父親の知り合いでもありました。
そんなことで父親に「あの古いベンツの持ち主の人に要らなくなったら声を掛けてって伝えて」と言ったところ、父親も苦笑いしながら「まぁ言ってみとこう」と返事してくれました。
果たしてその時期は意外に早くにやってきました。

何ヶ月もしないうちに「今度の車検を通すのに部品代だけで38万掛かるといわれた。もう維持は無理だから処分したいがいくらで引き取ってくれるだろうか?」と父親に連絡がありました。
私は「当然タダで!」と即答したところ、父親は「恥ずかしくてそんな返事はできない・・・」と答えてきました。そう、私の父親は私と違ってまともなんです(爆)!!

そんなことでこの車とは縁が無いのかなぁと思い始めた頃、オーナーの方から「ウンともスンとも動かなくなったから、持って行ってくれ」と連絡がありました。

そういう時は行動が早いんですね。
すぐになじみの工場にお願いして引き取りに行きました。
ウンともスンとも動かないはずのベンツは(その時は)セル一発でエンジンが掛かり、動き出しました。
(後に判明するのですが、セルが飛び出さなくなって時々エンジンが掛からない状態になるようでした。)
とりあえず自宅の敷地においてもらい、私が動かしてみることにしました。

普通にエンジンはかかり、オートマミッションをドライブに入れると普通に動き出しました。
全長5メートル弱、全幅1メートル90センチくらい、70年代のフルサイズカーですから用心しながら前に進め、最初に敷地を出るために大きく左にハンドルを切ったとき、この車はいい車かもしれない・・と感じさせられました。たったそれだけだったのにすごく取り回しが楽だと感じたのです。

若いときはベンツ嫌いだったんですけどね。何となくね。
なんかこう、クラスで成績の良い優秀な同級生が居たりすると、仮に性格が良くても成績が良いという理由だけに嫌いになりたがる人って要るでしょう?そんな感じだったんですよ。

ちょうどそれまで乗っていた車が寿命を迎えつつあったので、この車を維持してみようと考えました。
とりあえずその当時の自分で分かる不具合はマフラーが破れて音が大きいこと、足回りにガタが出て多少ふらつくこと。
前オーナーが言っていた部品代だけで38万とは何だろう?とりあえずヤナセに今度の車検までに絶対交換が必要と考えられるセンターマフラーとリヤマフラーの在庫状況と値段を聞いてみました。

一つ一つの値段は覚えていませんが、二つ合わせて20万円くらい。国内在庫無し。
ここでいきなり維持計画は暗礁に乗り上げることになりました。

阪九ベンツ
もちろんこうやって現在も長距離移動も難なくこなしているのですが、次は一回目の車検にいたる顛末を書きます。

U-BOATというハンドルネームについて

U-BOATというハンドルネームについて、少々書き込みたいと思います。
そもそもあんたはフェリーが好きでないんかい?なんで潜水艦なの?となると思いますが、理由は簡単です。
81年の西ドイツの映画Uボートの大ファンなんですね。

そもそもミリタリー映画は50年代から70年代初頭までは堅実に売れるというか観客席の数を見込めるジャンルの映画でした。
第二次世界大戦が終わって世界が落ち着きを取り戻しつつある時代だったから、ああいうドンパチドンパチやるものが格好良く見えたのでしょうか? 事実に即したような、何のどんでん返しもないというか、アメリカ映画が描くシナリオは必ずドイツ軍はあっさりと敗走していく・・みたいなストーリーで、今改めて見ると私はあんまり面白く感じません。

そんな中70年代後半に入るとミリタリー映画というジャンルは下火になっていくのですが、1981年に敗戦国ドイツから「Das Boot」(邦題Uボート)が発表されました。
サントラは今聞いても胸が高鳴るというか、バラエティ番組でも良く使われる有名なあれですね。
潜水艦映画自体、現在でも何年かに一度発表したらそこそこ売れるといわれています。(あの閉塞感が観客をも引き込むのでしょう。)
私が中学に上がった頃、テレビの再放送でこの映画を見ました。
あのハラハラドキドキ感はそれまでのミリタリー映画には無いものだったように記憶しています。


そして現在、今なお年に一度は見ています。敗戦国の映画だからハッピーエンドで終わらないんで切ないのですけどね。
そんなことで映画Uボートのディレクターズカット版の広報を張っておきます。
1999 Uボート ディレクターズカット

uboat帽子


さらにこれ、Uボートの潜水艦艦長の帽子のレプリカです。弟が10年以上前に買ってくれました。
適当にクラッシュさせています。
職場の忘年会で芸に使ったりしていたからビールや焼酎などの汚れをかぶったり、はたまた口紅で汚れた後があったりするから実物さながらといったところでしょうか?

2010年9月のマイナートラブル

先日愛車のエアコンが効かなくなりました。ご愁傷様で・・いやいや、センターコンソールのエアコンスイッチの故障なんです。
よく古い車の場合エンジンを掛けるときに過大電流が流れてアクセサリーの電装品を壊すことがあると本に書いてあります。
だからナビとかは可能であればエンジンを切る前に電源を落とすと良いとアドバイスされていたので私もエンジンを切る前にエアコンのスイッチはオフ、エンジンを掛けた後にスイッチをオンにしていました。
昨日いつものように駐車場に車を置いてエアコンのスイッチをオフにしてみたら、ボギィッと鈍い音がしてそれっきりオンに入らなくなりました。
9月に入ってもまだまだ30度を超えるクソ暑い日が続いています。
どうせつぶれるならオンの状態で潰れてくれたら良いのに、大体こういうのは持ち主が困る状態で故障することが多いように感じますな。


さて・・どうしようか・・・
実は1年以上前にインターネットオークションでこの車の部品は数点買ったので慌てずに済みました。
押入れからごそごそ・・あった、あった。
袋入り
部品取り

部品取りの方がウッドパネルの状態がよいのですが、今回はスイッチだけいただきます。
スイッチ

コンソールにはスイッチは押し込んで固定してあるだけ、裏側から押し出せばスポンと外せます。
そもそもこの部品を買ったのはクライメートコントローラーの部分の方が壊れると高くつくので買っておいたのですが、意外な部品が役に立ちました。
私の車のパネルを外します。
オーディオ側に2本ねじで固定されているだけです。上側は預けてあるだけ、合理的に作られています。
分解

配線をつけたまま後ろから押し出すとエアコンスイッチは簡単に外せました。
2本の黒い線は照明用の配線です。
取り替えたら後は逆の行程で組み付けるだけ。約10分で作業終了。
修理後

エンジンを掛けてエアコンのスイッチを入れてみるとそよそよと冷たい風が出てきました。

ちなみに、もしもこういう部品を持っていなかったらどうするの?という疑問があるかと思いますが、ある程度の高い金額でやむを得ないと納得できるならヤナセに注文すれば普通に手に入ると思います。
別の車種ですが、90年ごろまでこのスイッチが使われている車両がありました。
あちらのメーカーはこういう機能部品はいつまでの配給してくれます。ありがたいことです。

まず最初はこの車を手に入れて、最初の車検で経験したことを書こうと思ったのですが、先日こんなトラブルがあったものだから、急遽この記事を書きました。
センターコンソールの下側を固定している2本のねじも、実は緩めるのにコツが要るのですが、継続は力なりです。以前はいちいち途方にくれていたのに今はそれなりの解決方法を小出し小出しでも見つけることができるようになりました。

私の愛車自慢 MB W116 280SE

私の愛車です。昭和54年式メルセデスベンツ280SEです。通称W116型、ダイムラーベンツ車の歴代トップレンジのシリーズでようやくSクラスという名前が定着した最初のモデルです。
私が所有するようになってようやく9年目です。まだというべきか、もうというべきか、しかしこの車にとっては私は2人目の、まだ日が浅いオーナーかもしれません。

古いベンツを扱うホームページなりブログは結構あります。しかしこのW116型、先代のW108/9型やその後のW126型に比べるとあまり人気がありません。
クラシックベンツを買うならヘッドライトが縦型のW108/9型のほうがそれらしいし、あんまり古いのは心配だという向きにはW126型が人気があります。(W126型とは日本がバブル景気で踊っていた頃に飛ぶように売れていたウラウラ運転の汚名もかぶりがちだったあのベンツです。)
私が知る限りではまともに更新されているW116を扱ったホームページは国内ではひとつだけでしょうか?

この足掛け9年の年月の中で都合5回ユーザー車検を受けて乗り続けてきました。(1回は落としましたけど)
私のような素人でもここまで頑張っていますよというメッセージを自分なりに発信して行きたいと思っています。
ベンツ前
これですね。1973年から1980年まで製造されたモデルです。オイルショック前の設計のため、バンパーはメッキを施した金属製で無駄に2個ついているし(通称ダブルバンパー)、メッキモールもたくさんあってぎらぎらしています。
当時ダイムラーベンツ社がワイドアンドローを意識していた時代のデザインになっています。
実際の車高はそこそこ高いのですが、隣に車が無い状態だと低く見えます。
ついでに後姿。ホイールキャップもボディと同色のものがつきます。白なら白いホイールキャップ、紺なら紺、緑色なら緑色、金茶色なら金茶色、黄銅色なら黄銅色、レモン色ならレモン色、ウグイス色ならウグイス色、水色なら水色、現行型のSクラスでは考えもつかないのですが、そういう外装色が設定されていました。
ベンツ後ろ

ちなみに全長4メートル96センチ、フェリーの航送料金がぎりぎり5メートル未満で納まる長さです。この辺がけちな私の心の琴線に触れるものがあります(爆)。
プロフィール

U-BOAT

Author:U-BOAT
福岡県出身。縁あって静岡県浜松市に住み着いて10年になります。
いろいろなことに挑戦してみたいという気持ちは常にありますが、実力が伴っていません。
凝り性ではありますが、ネットの世界では私よりも知識の深い人はいくらでも居ます。
趣味も旅行を始め、多岐に渡ります。ジャンルにとらわれない少しばかり濃い目のブログを作っていきたいと思います。
ご指導、ご鞭撻よろしくお願いします。 2010年8月

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