BMW E46 318i AL19 エアコンガス補充と燃料漏れの修理

オーバーヒートの修理が終わってすぐの頃のことです。
嫁さんが車を運転していてコンビニ駐車場でエンジンをかけたまま駐車していると、ボンネットから白い煙が出て急にエアコンが効かなくなったと連絡がありました。
その日はなんとかエアコンが効かないなりに無事帰ってきました。
「またオーバーヒートか???」と心配になって、翌日運転してみましたが、幸いエンジンの異音も無く調子よく動きました。ただエアコンがかすかにしか効かなくなっていました。
素直に工場に持って行って、嫁さんがボンネットから白い煙が上がったと言っていたという事と私が運転している最中はオーバーヒートの兆候は無かったという事を説明して、いろいろ点検してもらいました。

すると燃料漏れが分かりました。

エンジンヘッド部分にある燃料供給ライン(銀色のパイプ)が後部座席下にある燃料タンクからボディ下部を通ってバルクヘッド側(室内に入っていく側)に出てくるのですが、その継ぎ目のオーリングから滲んでいるのが見つかりました。

この奥の方に入っていったところです。
僅か何百円もしないパーツですが、交換にはエアコンフィルターのハウジングごと、エンジンインテーク側もずらしたりする必要があったそうで私では無理だったと思います。
「白い煙があがった」も気持ち悪かったので、工場で点検してもらったのですが、ガソリンのにじみは僅かなもので、それが原因ではなさそうと・・
冷却水も減っていませんでした。エアコンが効かなくなったのは、前回のようなオーバーヒートが原因では無く、単純にガス不足か?ということで、R134aフロンガスを2缶補充すると効くようになりました。


因みにエアコンの降圧側と低圧側はこちらです。
「白い煙」は何だったんだろうと思いますが、その後同じ症状はありません。
エアコンも補充しただけでその後炎天下の日も無事効き続けています。
燃料漏れの修理をすることで一つだけ変化がありました。
エンジン始動の時にクランキングする時間が短くなったことです。
恐らく燃料配管内の圧力が下がり気味だったんでしょうね。
先代紺色318iとほぼ同じになりました。多分納車当時から燃料は漏れていたのだと思います。
白い煙の正体が分かりませんが、おかげで燃料漏れを特定できました。

それからオイル交換とエレメント交換をしました。
前回のオイル交換から、今回のオイル交換までに以下の旅行に行ってきました。
平成29年3月 新日本海フェリー カニカニドライブパックの旅(詳細はこちらをクリック)
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コメント
No title
燃料漏れは怖いですね。
走行距離がまだ65,000km。
まだ少ないですよね・
走行距離がまだ65,000km。
まだ少ないですよね・
Re: No title
こうじさん、こんにちは。
この車は1998年式で、2016年に18年落ち約6万キロ走行の状態で購入しました。
今回の件は走行距離があまり伸びていないと逆に変なトラブルが出てくるの典型だと思います。
機械ものは使わないと悪くなるので、なるべく乗るようにしていますよ。
その他エアバッグの件も含めて、最近はこちらの車の方が手がかかっていたりしますw
この車は1998年式で、2016年に18年落ち約6万キロ走行の状態で購入しました。
今回の件は走行距離があまり伸びていないと逆に変なトラブルが出てくるの典型だと思います。
機械ものは使わないと悪くなるので、なるべく乗るようにしていますよ。
その他エアバッグの件も含めて、最近はこちらの車の方が手がかかっていたりしますw
No title
うちょもエアバックのインフレーターやっと交換しました。
来週E83の車検です。
昨年プラグとATF交換、オイル漏れ修理をしたのですが、
来年は冷却関係を一新しようかと思っています。
今のところ立ち往生するようなトラブルはないのですが、
経年を考えるとちょっと怖いですw
来週E83の車検です。
昨年プラグとATF交換、オイル漏れ修理をしたのですが、
来年は冷却関係を一新しようかと思っています。
今のところ立ち往生するようなトラブルはないのですが、
経年を考えるとちょっと怖いですw
Re: No title
こうじさん、こんにちは。
もし車検で工場に車を出すんでしたら、クーラント交換と冷却系の部品交換は一緒にしたほうが良いですよ。
後で冷却系の部品を交換するとなると、またクーラント交換をしなくてはなりません。
車検の時はたぶん診断器にかけるでしょうから、不具合はある程度わかりますよ。
冷却系部品は10万キロくらいが寿命と考えたらいいと思います。意外にパーツ代は安いです。
サクサク交換することを前提にしているようですね。
もし車検で工場に車を出すんでしたら、クーラント交換と冷却系の部品交換は一緒にしたほうが良いですよ。
後で冷却系の部品を交換するとなると、またクーラント交換をしなくてはなりません。
車検の時はたぶん診断器にかけるでしょうから、不具合はある程度わかりますよ。
冷却系部品は10万キロくらいが寿命と考えたらいいと思います。意外にパーツ代は安いです。
サクサク交換することを前提にしているようですね。
No title
ボートさん。来週の車検はユーザー車検で通すつもりです。
浮いたお金を予防修理交換に当てています。
エアバッグはタカタのリコールです。
浮いたお金を予防修理交換に当てています。
エアバッグはタカタのリコールです。
Re: No title
こうじさん、こんにちは。
この世代のBMWの冷却系のトラブルは多いようですね。古いからしょうがないのですが。
ちゃんとやっておけばまだまだいけると思いますよ。
しかし現行のBMWが冷却系部品に樹脂製品を使い続けているのかも気になりますね。
この世代のBMWの冷却系のトラブルは多いようですね。古いからしょうがないのですが。
ちゃんとやっておけばまだまだいけると思いますよ。
しかし現行のBMWが冷却系部品に樹脂製品を使い続けているのかも気になりますね。